ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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またこいつの季節

バラの花をふと見ていたら、

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ありゃりゃ。チュウレンジハバチの幼虫が葉を食害しているではありませんか。

成虫を何匹かは捕殺してましたが、とうとう幼虫の季節ですね。

これを見つけたら、葉ごと取り去り踏み潰すなどして捕殺しましょう。

最近、アシナガバチも結構来ているとは思っていましたが、僕が見つけられていないものもあるのでしょうね。きっと。

とにかく、バラを見回ることですね。対策としては。

雨のときに開花していたみたいです…「アプリコット・キャンディ」

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もう花びらが痛んでいます。結構な雨が昨日降りましたので、仕方のないことですね。

このバラは、とにかく、耐病性に優れているのが特徴です。

うどん粉病にもかかりますが広がらず、黒点病にもかかるみたいですが、感染が拡大せず終息。

バラゾウムシにかなり蕾をやられましたが、それでもたくさん咲きます。

そして、実は、香りもあるんです。

中香と記載がある書物が多いのですが、弱香まれに中香です。

ティーベースのすっきりした香りです。

花枝がけっこう伸びるので、たぶん切花にも使えるかと思います。

季節によって、色の幅があって、ピンクからアプリコットの間の色で咲きます。

無農薬栽培でも、黒点病を見たくない方にはお勧めの品種です。

丈夫さばかりクローズアップされていますが、花自体も柔らかな雰囲気で素敵なバラです。

そうそう、今日は一日在宅して、僕の庭を開放します。

僕の庭は外から入れないですし、基本、僕の部屋からしか正面はみることができないのです。

場所はあきる野インター付近となります。尚、JRでは秋川駅というところが最寄り駅です。ご連絡いただければ、迎えにいきたいと思います。

詳しい場所はメールにてお問い合わせください。

kishi32@sea.plala.or.jp

今年のメインが咲きました…「コントゥ・ドゥ・シャンボール」

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昨日の雨も夜遅くに上がり、まだ濡れたままで開花してきました。

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なんと言っても、このバラはその香りの良さにつきます。

強香だけれど、どぎつくない。上品なダマスクの強い香り(個人の見解です)。

しかも、オールドローズなのに四季咲き。

そして、耐病性の方も、うどん粉病には結構耐性があります。黒点病にはかかりますが、樹勢が強いほうなので、葉を再度展開して花を繰り返し咲かせます。

それほど背が高くならず、少し斜め上に伸びます。(僕のところでは、支柱にリングをつけ束ねています。)

花持ちはそれほど良くありません。

ハキリバチはこの柔らかい葉が大好きな様でかなり持ってかれています。

良いところがあれば、少し残念なところもありますが、新苗の価格もこなれていますし、新苗購入後、鉢植え3年でここまで咲かすことができます。

本当にお勧め品種です。

香りのバラを手ごろに楽しみたいあなた。僕はこの「コントゥ・ドゥ・シャンボール」をお勧めいたします。

無農薬栽培で、2番花からは、ローズ酒の原料にももってこいです。

いいとこづくめのバラですよ。本当に。

 

 

弱っているけれど咲かせちゃいました1…「クロード・モネ」

verandarosegarden.hatenablog.com

上の様な記事を書いておきながら…

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咲かせちゃいました。つぼみのときに虫に少しやられちゃいましたが、ここまで咲けばいいでしょう。

香りはフルーツが少しのダマスクかな。そんな感じです。天気が悪いので、少ししか香りませんが、天気の良いときには結構強い香りです。

病気については、いろいろな本の評価ほど僕の中では良くありません。確かに、うどん粉病には強いです。ただ、黒点病にはかかりやすく、葉を落としやすい。それなのに、花を咲かせようとする力が強すぎるので株が消耗しやすい。

やはり、農薬使用前提の品種かと思いますね。もう少し、花を咲かせる力が弱かったら、かなり丈夫な品種になれるかと思います。

香りよく、花が美しいので、咲かせたい気持ちはわかるし、咲かせちゃっているのですが、株が小さいうちは個数制限したほうが良いかと思います。

 

避難先で咲きました…1「ボレロ」

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今日は大雨が予想されていたのでこの状態で止まっていたボレロをベランダ部分に避難させました。

ここに写っていないところで、

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咲いていました。

大きさの割りに花弁数が多いので開くのに時間がかかると思いました。

今のところ、黒点病、うどん粉病出ていません。強い品種らしいので、期待していますが、どうやら、そのうち大きくなる品種みたいですね。

香りははこんな日なのに結構しますので、強いと思います。

そして、ダマスクとフルーツの良い香りかと思います。

発売から結構経つのに未だによく取り上げられるのはうなづけますね。

評価は今年の冬に出しますが、けっこう良いバラかと今のところ思っています。

国際バラとガーデニングショウに行ってきました

一応、仕事柄見ておこうというのと、欲しい新しい品種があったのでね。

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朝9時40分につくも、すでにすごい人。

かいつまんで書くと、僕がいいなぁーと持った大型展示は2つ

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去年より作りこまれた感の少ない、ウエルカムガーデンと f:id:verandarosegarden:20170512132657j:plain f:id:verandarosegarden:20170512133007j:plain

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レミ・アン・ローズ(平野レミのキッチンガーデン)

の2つかな。できれば、平野レミの料理実況とかあったら楽しかったのに…。

 

バラの盆栽のコーナーもまぁまぁ良かったけれど、なにせ人が10時30分過ぎると多くなって…。

 

お目当てのバラも1つ買えた(本当は新苗で欲しかったのですが…、開花株しかなくって。苦労して電車+自転車で持ち帰りました。)ので帰宅しました。

あと、ついでに

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思った以上に僕が良いと思った香りだったので、数年後買おうかなと思ったバラとか

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小さくてかわいくて、よく作りこまれているけれど、バラにはなんにも関係ないし、そんなところがけっこうありました。

券持っている方は是非行かれてください。

まぁ、行って見ようという方も是非。

そうではない方は…、無理して行く必要ないです。

だって、バラの新作発表会&造園業者版の住宅展示場みたいなショーだからね。

 

 

 

ジル・ドゥ・ブリザックを新苗から育ててみる

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先日、ケルビーノと一緒に買ったのですが、土がなかったので、鉢増ししていませんでした。

作業工程はいつもの通りです。

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6号角プラ鉢に植えますが、穴が比較的大きく、土がダダ漏れになるので、余っていたヤジカラマットをうすーくして敷き

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バラ用の培養土を敷いて→肥料を入れて→肥料が隠れる程度にうすく土を敷きます。

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根張りも良くなかったけれど、一番は土質が粘土っぽい湿気るとねばつく感じの物だったので、ポットに土が張り付いて、うまく取れませんでした。(僕はきらいなんですよね。この土質の培養土。しかも生育もさらさらの物よりも良くない)

根鉢崩れたのは仕方ないし、気に食わない土質だったので、かえって良かった。ということでそのまま用意した6号ポットに入れて土を隙間に入れていきます。f:id:verandarosegarden:20170508091227j:plain

棒などでつつかずに、ゆさゆさとんとんして土を入れていきます。

一応、継ぎ口は埋めずに(新苗の場合)しておきます。(理由はいろいろありますが、どれも後で取ってつけた感じで信用していません。ばい菌説にしても、本当であれば流通段階に乗る前に枯れているはずだし…。)まぁ、一般論に同調しておきます。ここでは。

 ついでに前にも書きましたが、新苗ではないけれど、継ぎ口を出さなくも、台木の芽は出るときは出ますし、出ないときは出ません。(再度バラ栽培してから出たことないです、継ぎ口埋めても。本当に、これだけを理由にだめだと書いている方は本当にバラをお育てになっているか疑わしいです。)逆に、接ぎ木部分は樹皮がめくれたり欠けたりしているところが多く、その隙間にカイガラムシなどの害虫が越冬することがあります。

まぁ、諸説ありますが、寒さが厳しくない地域に今いるので、なにも考えずに僕はやっています。

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とりあえず、今回は根はりがいまいちだったのもありますし、根鉢が崩れたので、リキダス水溶液を3回に分けてやり、土をまんべんなく湿らせました。

今回はまだやることが、つぼみがついてなかったので、シュートを出させるために

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茎の下の方から3枚程度葉を残し、切ります。

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切り口にゆ合剤を念のため塗ります。

これでとりあえず今回はおしまいです。

この後、水の他は、毎月の肥料と、伸びてきたら切り戻しの作業が秋まで続きますが、おいおい記事に載せていきます。