ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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久しぶりに「アルシデュック・ジョゼフ」

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虫でやられた蕾もありましたが、いつもだと、少しは6月に咲くのです。

でも、今年は6月だめでしたね。病気が少ない良い年だとは思っていましたが、花がいつもとずれている気がします。

いつもながら、黒点病もうどん粉病も出ていません。

半常緑性みたいなので、少し、他の種類と違った成長のサイクルを持ちますが、同じように管理できます。初冬の成長と開花が違うだけなので。

香りも若干あります。そして丈夫。現在の品種のように返り咲きの能力は高くはないですが四季咲きです。価格もオールドローズなのでこなれています。

僕のところはアーチにしていますが、それほど伸びすぎて困るということはないので、家庭用のアーチにはぴったりな品種かと思います。

パラを始めようとする方にもお勧めできる品種です。

 

2番花が咲いてきました「ジャック・カルティエ」

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蕾が食べられたりしてなかなか咲かなかったので、二番花か疑わしいところですが、咲いてきました。

シュートも短いですが、2本出たので、とりあえず、今年は良しとしたいところですが、同じ分類の「コントゥ・ドゥ・シャンボール」より、かなり樹勢が落ちます。

同じように育てているのですがね。未だ8号の鉢のままですから。

黒点病が若干出て、ハダニも出て、一度丸裸に近い状態になってからの開花ですから、基本丈夫なバラです。

お花もかわいらしいんですよ。葉の上にちょこんとのって、葉の形がぜんぜん違いますが、牡丹のような乗り具合です。

香りもすばらしく、作出から長いときを経ても愛されているのがわかります。

価格もこなれておりますので、香りの良いバラをリーズナブルにお求めの方にはお勧めしたい品種です。

 

そういえば…

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先月、近所の農家の軒先の直売所で買った梅を氷砂糖とともにつけてあったのを久しぶりに見ると、かなり、液が上がってきていたので、これで2品作りました。

(写真は先月、瓶にいれた当初のもの)

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とりあえず、濾して

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煮沸して、

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熱いうちに瓶に入れました。文量が少ないときは、ふたをして、瓶を逆さにして、中身で殺菌してしまいます。

一応、煮沸しましたが、すぐにお酒になろうとするので、冷蔵庫に入れておきます。

ここで、ウメシロップの出来上がり。

でもね、しわしわになっているけれど、梅もったいないでしょ。

ということで、

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実と種を分けて、

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ミキサーでペースト状にしてから、裏ごしして

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きひ糖を味を見ながら加えて

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加熱。熱いうちに瓶詰めしておしまい。

ジャムですが、裏ごししてあるので、お菓子などの原材料に、ウメ羊羹とか作るときに使えます。

それにしても、けっこう酸っぱいです。

咲かせないで、夏すごさせようと思っていても…

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蕾とっていたのですが、気がつくと

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咲いていました。

けっこう、僕って、大雑把でゆるいので、まーいーか。ということに。

栽培して売るという仕事ではないから。いかにゆるーく行って、バラを楽しめるかという観点に立っているので…(いいわけです)

それなりに、バラにとっては、この酷暑をすごしています。

7月に入ってから、週に1度は液肥をあげていますが、それ以外は乾いていたら、水をあげるくらいです。

僕の性格上、ストイックな庭って、最初はすごいなーって思うんですが、長い間いたら、疲れるんです。

それに、自分のところだし…。

香りは、春とは質が違うのですが、ちゃんとしますよ。

今後もゆるーくなる予定です。(ちょっと本業以外の仕事が週3から4日、3週間程入っていて、朝5時30分位に家を出て帰ってきたら、19時という感じですので、)

 

土増しもしています

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コガネムシの幼虫が入っているわけでもないですし、根ぐされしているわけでもなく、株がグラグラしないのですが、土が定期的に減ります。

鉢植えのバラは。

少しずつ、水やりのときに鉢底から水とともに土が流れ出ますし、バラも生長と共に、土を分解、吸収しています。ついでにも僕のところは、ミミズが多いので、彼らも分解しているのでしょうね。

そんなわけで、

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出来るものは、シャベルで鉢の周りは掘り返して、コガネムシの幼虫がいないか確認してから土を入れています。

土が少なくなると、水を蓄える量が少なくなるので、この時期に土が減っているものには土を補充しているのです。

 

3番花だけれど、今年初めてなんです「ノヴァーリス」

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1番はバラゾウムシでやられ、二番もいろいろなものにやられたので、早めに切り戻しして、やっと今年花を見ました。

ですので、小さい花です。しかも、高温障害風な葉になっていますね。

でも、香りはするんですよ。アプリコット・キャンディよりも。

いろは、ブルーの感じの色あいのある季節もあるのですが、藤色という感じです。ですので、香りもブルーというよりはティーな香りです。

今のところ欠点は1つ、どのバラよりも、バラゾウムシにやられやすい。

弱点は、高温障害が出るのと、暑い時期は花持ちが悪い。

それ以外は育てやすいです。

まず、バラを育てようとする方は、先日あげた、「アプリコット・キャンディ」とこの「ノヴァーリス」から始めることをお勧めします。

どちらも、うどん粉病が、春の時期に少しつくぐらいですので、農薬に頼らなくとも、枯れませんし、しっかり育っていきます。

ただ、バラゾウムシの多いところでは花が望めない覚悟は必要ですがね。

耐病性だけでない「アプリコット・キャンディ」の魅力

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連日、最高気温が30度を超える東京の西の端でも、この咲きっぷり。

房咲きなので、このまま茎を切りカスミソウとあわせてブーケトスに使えるくらいの、そんな状態になってくれます。

酷暑でも、花持ちが比較的よいです。

アプリコット・キャンディ」は、少し前の記事でも書きましたが、この暑くなりだした時期に花がよくなる傾向があるのではないかと。まぁ、バラゾウムシが春よりもいないということもあるかも知れませんが…。

育てだしたときは、丈夫だけが取得なのかと思っていましたが、自分の能力が上がったのか、株ができて、香りにまで、栄養を使うことが出来るのかわかりませんが、ティーのやさしい癒し系の香りがきちんと感じられます。

黒点病にはほぼならず、うどん粉病は乾燥した春先に少しつくかも知れませんが、それ以外は、特に病気らしい病気にはなっていません。

害虫だけに注意をしていけば、良いかなと思います。

ですので、バラを始めて育てるという方には是非、この品種から入って欲しいと思います。

他にもよい品種があると思いますが、手元において、5年様子を見てきたら、自信を持ってお勧めできます。

また、成長に合わせて、ある程度大きな鉢にしてあげることも、楽に育てるには重要なポイントになってきます。

でも、現在12号程度のプラスチックの鉢で育てていますが、これ以上大きくしなくても良いかと思っています。

そして、横張りな樹形ではないので、1m×1mの日当たり、風通しの良いスペースがあれば、育てられるかと思いますよ。