地植えにしたら本来の性能がでるのか?…②
地植えにしたら本来の性能がでるのか?という品種がもう一つ、前回のシャンペトルと一緒に買った、リヴェール。ネットには耐病性があるとされているが、今年の天候というのもあるけれど、いまいちで、ノヴァーリスやアプリコットキャンディの足元にも及ばない状況。まだ2年目というのもあるけれどね。というわけでこれも地植えに。でも、狭い庭なので、いろいろと付帯作業、そう、植え付ける場所の確保というものがあるのですよ。
とりあえず、クレマチスをよけることに。その前に植穴の準備。
今回は、以前違うものに使おうと思って買ってあったたい肥を菌入りということで使ってみることに(葉や煎じがらを発酵させてすきこんでいるのですが、その発酵があまいので菌入りに惹かれるんですよね。)
あと、適宜赤玉もまぜて排水性を確保しないとね。
ということで、クレマチスの移植完了。もともと、菊鉢に植えてあるので、移動は比較的らくなのです(と書いておきながら、なかなか根が張っていて、大変)。
もともと、野菜を育てるために、深さ30センチ以上掘り土をふるいにかけてある場所なので、掘るのは比較的楽にいけるのですが、それでも久しぶりの穴掘りは疲れます。掘っていると、わかりにくいと思いますが、バラの根が。たぶん、1m程度はなれた所にあるノヴァーリスのものかと。植えて1年でこんなに根が伸びるのですよ。地植えの施肥時の根切りあるいは場所の取り方が難しいのはこういうことです。脱線するので、話を元に戻して、
もともと、僕の庭の土の表層は、使い終わったバラの培養土とコンポストでできているので、ある程度、水がはけるのですが、その下は比較的水はけがよくないので、深く掘って、赤玉を混ぜたのです。その後、先ほどのたい肥も入れて
植えることに。鉢から抜いたところ、根鉢はしっかりしていました。たしか、春先に鉢増ししたので、半年程度ですが、状態は良いかと。
もう暗くなってきたので、写真はぶれてますが植え付け完了。でも、作業は終わってない。付随作業ですよ。
シャンペトルの植える際に抜いて仮置きしておいた、ホスタを植えて、
バラのメンテの際踏んでしまうだろう、ハツユキカズラも移植しました。
夕暮れが早い期間なので、終わったら、あたりが暗くなっていました。
来年へ向けてレイアウトチェンジ…1
実は、けっこう前にルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールを切り詰めた時から始まっていたレイアウトチェンジについて、花も咲かない時期だから、うだうだ書いていこうかなと。
写真左側のルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールと白いフェンスに立てたねぶしの間にスペースがある部分を埋めることに。
空いたところに、新たにねぶしを購入して立てて、現在、中央にあるアカデミー・オルレアンを移動していくことにしたのですが、鉢より根が出ていて、剣先スコップで何とか切って移動させました。
誘因は、まだ蕾などがついていることから、倒れない程度にゆるく留めてあるだけです。
と書くとすぐに終わるので、作業時間は短かったと思われるかと思いますが、なんと2時間程度かかってしまいました。
いままであったねぶしの調整などもしていたので。
次回は、伸びるシュラブの鉢を変えて、今回移動させたアカデミー・オルレアンの隣にもってくるというのを書こうかと。今のところ具体的に決めてませんが、これからやります。
地植えにしたら本来の性能がでるのか?…①
蕾もついてきたのですが、
黒点も地味について、この品種も葉をパージしやすくて葉も少なくなりやすい。
耐病性に優れるという文句が書いてあったけれど…。しかも、花の香りもほぼ感じられないということもあり、ある意味、姥捨て山へという感じで
春の彼岸から秋の彼岸までしか太陽が当たらないところですが、風通しが良い場所ですよ。
たまに、窓の反射で明るい時間帯もあるので…。
とりあえず、鉢から抜いてみたところ、アリの巣?
まぁ、根鉢がしっかりしているから良しとして
植え付けました。しかも、肥料あんまりいらないこと書いてあったので、たい肥入れずに…。(もともと、煎じがらを発酵させたものを結構すきこんでいるので、窒素分はあるかと。)
ちなみに、誘引しませんでした。ただ、近くのノヴァーリスとかにもたれかけたりさせましたが…。
来年は、どれくらいの感じで育つのか…。
今年は辛いわ
フリュイだけの話ではないのですが、なんでつらいかという原因は長雨で晴れの日数が少ない。葉がどんどん落ちていくのは黒点病なのですが、葉自体は黒点病が目立ちにくいのですが、少しでも罹患すると葉をパージしてしまう性質があるんですよね。
そしてね、
クシヒゲハバチの幼虫の小さなもの(左)それが大きくなったもの(右)
全ての葉というぐらいに。というわけで、つぶしてもつぶしきれないので、葉をすべて取り払い、ついでに、カイガラムシも取れるだけ取り、さらにね弱小枝を切っておしまい。
雨が降ると、捕食者が来ないのよ。だって、空飛ぶ昆虫がメインだからさ~。
寒くなってきたので、スズメやシジュウカラたちも庭に来るようになったけれど、本当に小さなハバチの幼虫は見逃すから。
しかも、枝枯れしだしているし…。
来年でたぶん、駄目になるかな…。
実は、ある時、僕の中で、ガラッと考え方が変わって、
なにか補助的なもの、例えばニームだったり、アミノ酸液だったりをやれば、無農薬でもなんとか行けるものも育てようという考えから、
そんなこざかしいことはほぼせずに、水と肥料と培養土、植え替えの時やちょっとイレギュラーなことが起きた時に液肥を使うくらいで育てられるものを育てようとなったのですよ。
で、前は、命あるものだから、何とかって頑張ったのですが、頑張るっていうことは、長続きしないんですよ。大抵のことで。だから、あっさり、頑張らないバラの無農薬栽培というようになったのです。
だから、今年はオーバーナイトセンセーションもだめにしましたし、弱いものはこれからも枯れたら枯れたで行こうと思ってやっています。
ただ、時間の余裕がある時に、虫の対策はしようかと、それくらいです。
これくらいで育つバラじゃないと、あと、数年したら、個人で育てる人なんて日本からほとんどいなくな.かもしれませんね。
(ここから、暇な人だけ読んでください。)
って思える状況なの、わかってます?バラを作出されている方。
最近、サブの仕事で大学に行って、20歳前後の学生と接する機会があるのですが、もうね、25歳違うと、違う国の出身ですか?というくらいなもんですよ。
40歳以上の人ならてきることを、20歳くらいの人にやってもらったら、かなりなにもできない。という感じと受け取ってもらった方が良いくらい。
なぜか?
それは、
世の中便利なったということ。
危険だからやらせてもらは無かったということ。
わからなかったら、ネットになんでも書いてあるって信じていること。
かなーと最近思えてきました。(ほかにもあるけれど…)
なにかあっても、考えて生みだそうとしない。だって、ネットを調べれば何でもあるから。きっとそんなの売っているよという感じ。
危険だから、火をつけたことがないし、包丁や刃物もさわったことがない。というより遠ざけられて育ったから、危険かどうかさえ判断できずに、だから、自分で進んで物事をしない。
ネットで調べればいろいろ書いてあるから、人の話なんて聞かなくても、いざという時にネットみればいや。と思い、人の話をほぼ聞いていない。だから、うまく物事がすすまない。
もっといろいろあるけれど、こんな人たちが、とげがある危険な植物を育てるなんてしないだろうし、育てたとしても、体に害があるかもしれない農薬なんて使うことなんてしないし、ごつい剪定ばさみは危険そうだから、剪定なんてしない…。人に聞こうともせず、いろんな人がいろんなことを書いているバラの栽培方法、をネットで調べればドツボにはまり、うまくいかず枯れてしまう。1つ枯らしたら、もういいやとなり、二度と育てない。(ここは現状も似ていて、一生懸命丈夫な品種を作って宣伝しても、他人の話を聞こうとしない人が年齢問わずに多いから。バラは難しいんでしょで終わる。いまだにバラは春しか咲かないと信じ切っている人さえいる。)
こんな人ばかりでないのはわかっていますが、300人くらい接して、250人はこんな感じ。この比率が今までの世代と突出している気がします。
しかも、行っているところは、ある程度学力もなければ入れないし、お金もなければいられないようなところです。
今日はいろいろ愚痴りたい日だっただけかも。
ごめんなさい。巻き込んじゃって。
今接している世代が、本当にまずい世代なのは判っていて、今の中学生に入る人たちから、教育カリキュラムが変わったから、もう少し違うと思いたいのですが…。
今回は衝動買いしませんでした
培養土と肥料、鉢を買いに、バラの家さんへ。
いつも、きれいにされている店員さんに、この秋の発売のおすすめのバラを聞いたところ「ベルスーズ」とのことで、案内してもらいました。
あまり咲いていませんでしたが、かわいい雰囲気の花をつけるコンパクトな印象を受けて。ちょっと心揺らぎましたが、来春にもたくさん耐病性の高いものがでるとのことなので、今回は我慢しました。
というのも、もうなにかを処分しないと置くスペースがないのでね。
僕のところも地植えにしようかな…。
自分が持っている品種、買おうとしている品種があれば、参考になりますよ。地植えしたらこんな感じになるんだーってね。