ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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なんとなく怪しい感じがする鉢植えには(失敗事例)

フラゴナール」への失敗

先に、写真が少なくわかりにくい点があることをお詫びしておきます。

1.経緯

 9月17日に「サフラノ」がコガネムシの幼虫にやられていたことを受けて、近くにおいてあった「フラゴナール」も表面の土を、割り箸でかいてみたところ、コガネムシの幼虫が1匹出てきました。

 そこで、鉢を外し、根鉢を崩したところ、他には発見されませんでした。一応、バケツにリキダス水溶液を作り、30分以上漬け込み、コガネムシの幼虫が発見されなかったことから、再度植え込みました。

 ここからがいけなかったポイントです。新しい土が無かったため、今まで、一度つかったことのある土をふるいにかけてコガネムシの幼虫がいないことを確認した土を使用しました。ミリオンもハイフレッシュもなかったので、そのときは使いませんでした。

 

2.あやしい感じ

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 1ヶ月弱、「サフラノ」は白い細い根が全くなくなるまで食害されたのに、かなり復活してきているのに対して、「フラゴナール」は復活が遅く、枯れ込む枝が出て来ました。そればかりではなく、土が湿っているにも係らず、下葉が黄変。(ここが大切)

 このことは、根がなんらかの原因によって、やられている証拠だと思い、鉢から抜き出してみました。

 結果は、新しく発根がほとんど見られませんでした。そして、コガネムシの幼虫はいませんでした。

 

3.考えられる原因

 根腐れだと思います。理由は、ふるいにかけた古い土は粒子が均一で、細かいものが揃ってしまったので、水はけが良くなかったこと。また、そのような時に限って、ミリオンなどの根を保護する働きを持つものを入れていなかったこと。この時期の低温長雨等で、鉢の中が乾燥することが無かったことかと推測しています。

 

4.対応したこと

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 まず、根の周辺にミリオンをまぶし、新しい土で植付ました。管理としては、ちゃんと乾かすことをするために、軒下の雨の当たらないところに移動させました。

 今後、ますます寒くなってくるので、どうなるかわかりません。あとは祈るだけです。

 教訓:弱っている株を見つけたら、新しい土や資材を用意しておいてから対策すること。