ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

バラが一鉢あるだけで、より心豊かな生活ができるかも。そんな生活へのお手伝い情報の発信とサポートをいたします

あけましておめでとうございます

今年も宜しくお願いいたします

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昨日、「ビェ・ドゥ」のアーチへの誘引をやり直してもらいました。(勉強会を兼ねて)

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あまり伸びすぎないので、高さが2m程度の家庭のアーチに使いやすい品種です。

その後、友人のお客様宅のバラの様子を確認して、今年の誘引をどうするかなど話しました。

そのうちの1件のお宅は、日当たりがほぼ無く、バラを育てるのが難しい状況でした。

枯れるのを仕方ないと思い買ってくるらしいのですが、私はそんなお客様は嫌だと友達に言ってしまいました。

確かに、切花と同じ位の価格ですから、枯れても、切花で楽しんだと思えば良いのでしょう。

しかし、切花と違って生きているのですよね。鉢バラって。きちんと育ててもらえれば、人間以上に生きる命なんです。

枯れるのを半ばわかって買ってくるって、ある意味、無意味な殺生をしているのと同じだと僕は考えています。(育てられると思って買ってきても、なんらかの原因で、枯れてしまうというのはいたし方の無いことで、別のことです。)

正月になんてこと書くのかと思われるでしょうけれど、あえて正月に言いたい。

小さな命を大切にできないで、弱き者へのいたわりや思いやりがもてるのでしょうか?

安いから買えばいいやという考えは、命をもてあそんでいる傲慢な心からではないでしょうか?

そんな、小さな命を軽んじることが、いろいろつながってくるということを考えていただきたいと思います。

いろいろ欲しい気持ちは理解できますが、園芸は命を育むことだということを理解して行っていただきたいし、自分もそのようにやっていきたいと思っています。