ミミズは偉大なのかな…
今日、初めてお会いするお客様宅へ。
1鉢植替えと、樹形を整える剪定をしました。
鉢を抜くと、あれって思うくらい、根の中心に土ががちがちで。
お客様にも伝えましたが、僕的には、調子はどうだったのか少し心配になりましたが、根の土をかなり落として、植え替えました。
根の中心にあれだけ土ががちがちだと通気性というところで、あまり評価できないのかと個人的には考えています。
有機肥料を使用されているので、やはり、ここはミミズを投入して、通気性良くしてもらい、根の張りをよくした方がいいのかな~。でも、お客様虫嫌いだとおっしゃっていたから…。
ミミズは僕がこっそり今度行ったときに入れたとしても、コガネムシ対策で、オルトランDX使ってらっしゃるし…。
コガネムシが入らないような対策されているから大丈夫だと思うのですが、コガネムシさえいなかったら、無農薬栽培は楽なのになーと本当に思います。
だって、人間と同等なくらい、生態系にとって意味があるのかって思える昆虫だから。やつらは。
それから、僕も子供時代、親もあきれるほどの害虫嫌いだった僕ですが、今はそんなんでもないかな。カマキリは別ですが。あとは、どうやって、虫嫌いなのを普通に少し嫌いくらいになってもらえる方法がないか考え中。
けっこういらっしゃるから、虫嫌いな方。
ここで、うちにいる?くる?有用な昆虫を書いておきます。
ナナホシテントウムシ、ヒラタアブ、ミツバチ、アシナガバチ、カマキリ、クサカゲロウ、そして、ハサミムシ
前にも書きましたが、ハサミムシがコガネムシの幼虫を食べてくれているのが確実になったら、うれしいな。ミミズとけっこう共存しているし。
このハサミムシってすごいなーってテレビを見ていて思ったのが、母親が自分の体を子供のえさにして次世代をつなぐということなんです。
ちょうど、今がその時期だと思いました。
持ち上げると、はさまれることがあるので、要注意ですが、人間に対して、さぼど害はないので、いたらラッキーと思うようにしてほしいですね。
追記
今思えば、生物の先生になって、少しでも、生態系のこと、特に、人に嫌われている生物の役割などを教えた方が、世の中のために良かったのかなぁーって少し反省しています。とりあえず、採用試験は受けたのですが、親と姉を見ていると、教員は魅力的な職業ではなかったので、そんなになりたいとは思わず、好きな、微生物関連の仕事に進んじゃったんですよね。