ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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庭を掘っていたら

庭にミミズがいるかなーと思って掘っていたら、案外いないし、いても、まだ、寒いのかぐったり。

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それでも、掘っていると、いて欲しくないものがいました。

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これが、甲虫類の幼虫。たぶん、コガネムシの幼虫だと思います。

というわけで、殺しましたが。

 

これで終わるのは、文量がなさ過ぎなので、ミミズについて思うことを書きます。

ネットでもミミズのことを見てみると、功罪いっぱい出てきます。

シマミミズは良くなくって、フトミミズが良いとかね。

でも、よくよく、読んでいるて、へっ?と思ったものがあったので、書きます。

それは、バラの鉢にシマミミズがたくさんいると根腐る。

というものでした。

夏になれば、うちのバラの鉢植えの中にも、たくさんのミミズが勝手に住んでいますが、バラは根ぐされしておりません。そのミミズも、鉢植えに勝手に入ってくるので、シマミミズもいるでしょう。

ということは、がせねたという考えになります。だって、うちのバラも全滅してよいはずなので。

結局、ミミズの糞の塊の保水性と成分の問題であって、いろんな微生物が好みそうなところに、水を多くやれば、腐敗菌が増えるのは当たり前のことです。

そもそもの土はどうであったかということ、みずやりはどうしていたかということ、肥料はどんなものを使っていたのか、…などなどを考えずに、ミミズが入ったからといって、すぐに殺虫剤というのは…。

大学から最初の職場までは、微生物のことをずーっと勉強していたので、自信をもって書きますが、水分のないところで、微生物は活動できません。死にはしませんが、増えもしません。

腐敗菌が、ミミズの増殖で増えすぎて、バラが枯れるというのは、もともとの栽培方法が、水が多いか、肥料が多いか、肥料の質が悪いか、土が悪いかのどれかだと思います。

さらに、心配でしたら、土の中にハイフレッシュやミリオンなどを入れておけば、根ぐされの被害は少なくなります。

 

たぶん、ミミズの増加によって、今までのバラの栽培方法をやっていたら、特定の腐敗菌が増えて、バラの根が腐敗して枯れたということが正しいことだと思います。

でも、バラって、ちゃんと土が乾いてから水をやるべきものなのですが、それができていたのでしょうかね。

僕の育てている死にそうだった、ハープシコードについても、根ぐされがひどかったのですが、水のやりすぎが原因だったと推測されます。しかも、土の質が、比較的水はけが悪いものだったですし。

そして、自家製の肥料、購入した肥料も完全熟成されたものって本当に少ないです。そして、完全に乾燥してサラサラしたものでないと、それは、腐敗菌の温床だと言っても過言ではありません。(乾燥しているものでも、芽胞の状態でいます。)

うちの鉢植えで、確実に入ってだめな虫はコガネムシの幼虫だけで、ミミズがけっこういることもありますが、それで枯れたということもありません。

 

ただし、うちの鉢の中には、ハサミムシをはじめ、いろいろな虫が小さな生態系を作って生活していると思われますので、問題ないのかも知れませんね。

 

無菌室で育てない限り、無菌、無虫を維持することは不可能です。

ある程度、楽して、花を楽しむには、いろんなことを許容して育てられる方法に変えていく必要があるのではないかと思います。