下から見上げてみましょう(バラの害虫対策)
基本的に、無農薬であろうが、農薬を使おうが、害虫対策は、できるだけ被害を少ないうちに対策していくべきです。
蝶が増えてきたなーと思っていたら、やはり産卵されていました。
なかなか、上からばかり見ていると気がつきにくいものです。
ですから、少ししゃがんだりして、下から上を見上げるようにしましょう。
そうすれば、葉の裏の変化にも気がつけますよ。
「本当にいろいろな虫をはじめ生き物がいるのだなー。」と改めて思うほどこの時期は出てきますよ。
それが自然だからと思えるか思えないか、人間は自然の一部だからと思えるか思えないかが農薬を使うか使わないかの判断のひとつになるのではないかと思います。
天然由来の忌避剤を含めて、完全に無害なものって非常に少ないと思います。ただ、人間が作り出した農薬は、閉鎖された空間での安全性は確認されていても、環境への負荷が実際わかっていない。わかっているようなことを書いていますが、ミツバチの巣の崩壊などはだれも予測していなかった。
一例ですが、農薬を使わないで収量が落ちることよりも、ミツバチなどの花粉を媒介する動物がいなくなる方が影響が大きいことをどれだけの人間が知っているか、そこが一番問題なのですよ。
ちなみに、みんな結構イチゴ好きでしょ。蜂いなくなったら、ほぼ食べられませんからね。
それを考えたら、オルトランDXは使えるのかなーって思いますよ。
気持ち悪い、怖いだけで、殺虫剤に頼るのは、無知蒙昧としか思えません。いろいろ知るとね。