ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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New Roses Vol.20が出ていますよ

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先日、届いたのですが、出歩いてばかりで、ようやく目を通した位です。

この秋発売の品種が少ないのである意味良いかなと思っています。

ある程度、バラの育種家さんたちが育てて様子を見て、市場に出すのですが、それでも、新品種って、前評判とは違ったことが多々あります。

それは、バラが育てる気候・条件によって、かなり左右される植物だからかと思います。

できれば、結構いろいろな場所、国内10箇所程度で発売前の栽培を3年ほど行ってから発売して欲しい気が個人的にはしています。

さらに、言えば、鉢植えで全くの無農薬栽培をしたらどうなるのかという情報も欲しいです。

今、出ているバラの耐病性の情報は、作出会社にも違いますが、農薬を標準的に使った時の耐病性かと思っています。

今後、国際的な流れで、農薬が使用できなくなってきた場合、無農薬でもある程度育たなくては、商品としての価値がほぼなくなることも予想されますので、そのことを十分考えたバラの耐病性の情報を販売代理店等は出していく必要があると思っています。

ですから、そんなにいっぱい新品種をださなくとも、きちんとした、データーを提示できる品種のみを出してほしいと思っています。

そんなことを常日ごろ思っていたので、今回の本は、数年前の品種も取り上げていて良かったかなと思っています。

 

あと、とある有名な方の考えは改めた方が良いと思います。

一般の購入者が、ローメンテナンスという言葉からのイメージは、水遣り程度の管理だけで良いと思う方が多いと思います。結局、春先の農薬噴霧等が下地にあるという書き方をしているのであれば、それは、ローメンテナンスを強く打ち出すべきではないと思います。

特に、虫はコントロールできるものとできないものが往々にしてあります。

ですから、きちんと例外も書いておくべきです。

結局、メンテをあんまりしなくていいって買ったのに、だめだったとなれば、信用がなくなります。最終的には、バラってやっぱり手に負えないということになるかと。

せっかく売りたいのに、もっとうれなくなる状況になることはやめたほうが良いと思います。

 

最後に、この本は書店での取り扱いが少ないのと、発売日が不明なこともあり、取り寄せを頼んでも、できない旨の言葉が返ってくることが多いので、早く確実に欲しい方は、僕も利用しているバラの家の通販が便利かと思います。