枯れることが予想されるのに次々買ってくる人間って、嫌だね。
僕のお客様ではないけれど、友人のお客様の話。
前々から、友達に、たまに相談されていたので、場所も知っているのですが、
日の当たるところがわずかしかなく、そこの部分に伸びて行けるつるばらのみ、まぁまぁの生育が見られるような家なのです。
その方も、枯れても仕方ないということはわかっているのに、次から次へとバラを買ってくる。
今売られているたいていのバラは、人間が作り出した植物ですが、でも、生き物です。
命あるものなのです。
それを最初から枯れるのをわかっていて、次から、次へと買ってくるなんて…。
いくらお金があるといっても、それはいかがなものかと思います。
人間以外は生き物ではないのでしょうかね。
そんな人がバラや植物を本当に愛することができるのでしょうか?
ただ、自己満足、それとも、私こんなのやってますみたいな流行?
ほっきり言って、反吐が出るほどそんな人は嫌いです。
植物だって、命です。食べる野菜だって。
命を頂いているのです。毎日。
食べる以外に、そんなに生き物を殺す必要はあるのでしょうか?
こんな意識すら持てないのですよね。都会の人って。
生き物が少ないから人間以外の。
だから、犬やネコを捨てたり、虐待したりする者が多いのだろうかとも思います。
こんな僕だから、お客様増えないのかもしれませんが、それはそれで結構です。
命をはぐくむ仕事をしているのですから。
命を殺す前提での仕事はできません。
バラだって、ひとつの生命です。
いかに丈夫に育ってくれるか考えてあれこれやって、そして、咲いてくれたときに少なからず感動があるのではないのでしょうかね。
かなりお怒りモードの僕でした。