New Roses 別冊 「新しいバラの新しい栽培」
先日発売された別冊の本です。
無農薬栽培に関する記載は残念ながら少ないのですが、それでも、耐病性などについていくらか記載があるので、品種選びの際の参考にはなるかと思います。
こう書くと、まぁ、たいしていいこと書いてなかったのかなぁとおもわれるでしょうが、僕は2つ特に印象に残った記事があったので、それを取り上げておきます。
まずは、P16の『花も樹も“神秘的”~ガブリエル』という記事。僕も、栽培は難しいということを他所より聞いていまして、自分も欲しかったのですが、二の足を踏んでいました。そんなガブリエルの栽培のヒントとなることが書かれている記事です。
そして、P20~21の、多様化するバラの樹の性質…『バラの栽培方法は一つではない』という木村卓功さんの記事。
僕も、感じていたことをきちんと文章にされています。やはり、それぞれの品種にあった栽培方法を見つけていく、それが大切ではないかと再認識させてくれた記事でした。
この2つ以外にもためになることが、地味にそちこちにちりばめられています。それを読み取る側がどう生かすかという本ですね。
まぁ、欲を言えば、ここに書かれている3倍くらいの品種の記載があればと思います。それだと価格がおさまらないのでしょうがね。
この価格でこれだけの内容であれば、買って損はしないと思います。そして、さらにきになったら、それぞれの記事を書かれている方の出されている本を買われれば良いかと思います。