益虫としてのアリの働きのひとつ
無農薬栽培をしていると、アブラムシの排泄物のせいで、葉がべとべとになることが多い。上の写真の テカテカしている部分が排泄物で汚れた部分。
アブラムシの排泄物は、甘く、糖分が入っているのであるが、これがすす病の原因になります。一説によるとアリがすす病を媒介するなどとかかれているものがありますが、その真意はわかりません。
でも、僕のところで、すす病が発生しない理由は、アリのおかげがあると思っています。
アリがアブラムシの排泄物をなめ取ると、
こんな綺麗な葉になります。僕が水をかけてこすったよりも綺麗になるのです。しかも、葉に傷をほとんどつけずに(僕がこすれば、葉が破れることもあります。)きれいになるのです。
ここまで、綺麗になれば、すす病の心配は少なくなります。
花に行って直接蜜をなめることが多いですが、こうやって、葉を綺麗にしてくれるものもあります。
ですから、害虫と呼ばれているものでも、植物にとっては良い働きをしてくれるものもいるのです。
なにを言いたいのかはぼやけてしまいましたが、
「気持ち悪いというだけで、虫を根こそぎ殺すことはやめましょう。」
ということを言いたかったのでした。