ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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ジル・ドゥ・ブリザックを新苗から育ててみる…6

verandarosegarden.hatenablog.com

前の記事のあと、蕾はすぐに出たのですが、11月に入り、平年より低い気温が続いたため、開かない日が続いていました。

このままだめになるとも思っていましたが、

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少し昨日の暖かさで開きました。でも、枯れている花びらもあるのでこれが限界でしょう。香りはしっかりあり、良い香りです。

 

半年間、新苗を育ててみるということで書いていましたが、結論を出しますね。

 

結論:完全な無農薬・無エキス栽培(ほぼ放置)では、黒点病が出やすいので、あまりお勧めできません。

ただし、連続開花性は悪くはないと思います。新しいブランドローズの標準レベルかなと。

成長してみると耐病性があがることが多いのですが、もともと、大きくなりずらい品種なので、そこは期待しないほうが良いかも知れません。

樹勢も然程強くないです。同じく、半年間育てた、ケルビーノよりも劣ります。

 

来シーズンは、少しエキス剤散布を併用して育ててみたいと思います。

花と香りが良いので、お勧めしたいのですが、軒下などの雨の当たらない場所で、ハダニをおさえながら育てられる方、また農薬を使う方にはお勧めできます。

 

耐病性が良いというセールス文章のバラで、このくらいだと少しがっかりしますよね。バラを育てたことがない方だと。特に。

 

まぁ、農薬使用を前提としている植物栽培っていうこと自体がおかしいことに、今の時代に合わないということを、販売側がもっと認識すべきです。

 

また、これが本当の結論かな。

誰もこれを書かないから、僕が、細々といい続けますよ。