だめかと思いましたが、咲いてくれました
昨日、見たときに、蕾のつけねの枝の部分が折れ曲がっていて、下を向いていたので、だめだと思ってとろうとしかけたのですが、なんとかなったらいいなと思って放置していたら、今朝、下を向いて咲いていました。
このアライブ、細い枝でも比較的大きめな花を咲かせることがあるので、下向きになることがありますが、基本、横向きというか、少し上向きで咲きます。
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上の記事で書いたようなことがあったので、ここ数年、状態は良くないですが、それでも、毎年、がんばっている証を見せてくれます。
いろいろあった株ですが、死にかけても、死なない丈夫さ。名前の通りかと。
うどん粉病に強く、黒点病にも比較的強い。がんしゅなどでなくて、いじけさせなければ、もともと樹勢も強い。無農薬でもいける品種です。
2006年にADR賞も受けてます。
そして、花の香りは、強香。フルーツ香です。
ここまで、強くて、香りの良いバラは、ここ数年、耐病性が強いバラがたくさん出ていますが、なかなかないかと思います。耐病性と香りの強さが相反するのでね。やはり、耐病性に重きが置かれるようになったので、どちらかというと、香りが少ない品種が多いです。
ですので、夏を過ぎれば、年によりますが黒点病が少しでます。黒点病が気になるようでしたら、夏剪定してしまって、新しく出た葉と花を秋に楽しめば良いかと。
もう10年以上前の品種になってしまいましたが、耐病性と香りのバランスは、最新品種に引けをとらないかと思います。しかも、ブランドローズですが、京成さん扱いなので、他のフランスのブランドローズよりも、少しお求め安い価格です。
昨日記事にした「アブリコット・キャンディ」では、香りが物足りない、ティー香ではなく、フルーツ香で無農薬栽培をしてみたい方にはお勧めしています。
写真追加しておきます。