雨の中でも咲いてくれるので
この梅雨の長雨の時期でもきちんと咲いてくれますし、しっかりとあまいダマスク香を感じさせてくれるところは、すごいと思います。
でも、もともと花の命が短いタイプですし、花びらがバラバラになるタイプですので、すぐにこんな感じであまり増えてほしくないナメクジやダンゴムシのえさになるのと、栄養分のある土になっていくので、拾っています。
それも、毎日の様にね。
この時期の方が、まとまって咲かないので、ずーっと花がほそぼそと咲いている感じににります。
株自体も、ベーサルシュートが3本でできまして、順調に育っています。
日の当たらない部分の葉は枯れてきていたり、カイガラムシがけっこう付いていたりしますし、葉も写真の通り、持って行かれたり、食べられていますし、もうそろそろ黒点病になりますが、毎年、いたって元気です。
だから、僕は、大好きなバラなのです。
最新のバラに比べて劣るところは、黒点病に葉が弱い。花持ちが悪い。細かなトゲが多い。くらいかな。
ただ、花持ちが悪くても、かなり繰り返しの頻度は高いので、咲き出すと、ずーっと咲いている感はあるし。
黒点病に弱くても、芽吹きのあの独特の柔らかな感じは、それだけでも美しい。さらに、うどん粉病に強いし、樹勢も良いので問題なし。
細かなトゲが多くても、比較的刺さったときに、それほど痛くないのでまぁ、いいかぁというレベル。
いろいろなバラの交配親になっているのもわかりますが、僕は、これでかなり完成されているかと思いますね。
決算在庫処分とかで、安く残っていて、株の状態が良かったら、是非お庭にお迎えしてみてね。