危険な本というのは本当かも
先日、手に入れたシャリマーも大きく載っていました。シャリマーを手に入れたとき、今年は他には買わないかもと思ったのですが、この本を見ていたら、2つくらい欲しいものが…。そのうち一つはかなり欲しい気が…。実物の花を見て気に入ったら、即買いしてしまうかも。
やはり、バラ好きには、危険な本なのかもね。(笑)
それはおいておいて、やはり、新しいバラを見ると、その作出者の思いが表れているかと。
そこで気になったのは、未だに国内の作出者の多くは、国内の旧来の中高年のマニアしか見ていない。
それは、見た目や雰囲気だけしか大切にしていないということ。
花の見た目や雰囲気も大切だが。
でもね、今の時代、優先順位が違っている。
まずは、前提としての耐病性という項目が欠けている。
個人攻撃になってしまっているが、耐病性の項目を挙げておきながら、満点をつけた品種を出していないのはどういうことだろう。
未だ、バラって育てるのが難しいからというイメージが定着しすぎていて、バラの栽培したい人が多いのにも関わらず、栽培する人が増えない。
若い人は、ものの見方が中年より上の者よりもシビアだから、若い人ほど栽培する人を増やすのが難しい。
何度も書くが、多肉植物やエアプランツが流行ってきている理由はなにか?
水やりの技術レベルはバラよりも上ということにも関わらず。
価格だって、バラよりも高いものが沢山あって、花も地味なものが1年に1度しか咲かないのにも関わらず。
大きさが小さいというメリットだけでは説明がつかない部分。
それこそが、バラの栽培する人が増えない理由かと。
もっと若い人が気軽にバラを栽培しようと思える品種を作って欲しい。
今回のシャリマーの出現が、国内作出品種の中で、その第一歩を踏み出した気がします。