いいんだか悪いんだか
土が湿っていて、それなのに、うなだれる…。ということで、とりあえず、土に棒を突き刺して、根の状態を見るも、不均一だったので、抜いてみることに。
コガネムシの幼虫はいなくて一安心なのですが、根鉢もちゃんとしてなかったし、根の張りがわるい。最近、根を頑張って張り出しましたみたいな感じでして…。
肥料もそこに入れて、土も戻して、植えなおしました。根もかなりいじってしまったので、蕾も10個以上あったのですが、切り戻しなどもできていない部分もあったことだし、リセットしました。
水はやりません。乾くまで。
それにしても、長雨続くと、イングリッシュローズは特に弱いというか、根腐れ少ししたんじゃないだろうか?ということが起こる。
耐病性以前の問題かな。日本で育てるうえだと。まぁ、発売が終わった古い品種なのでこれは良いけれど、似たような性質があるからな…。少し前のものでも。
植物の基本は根です。
ウリ科の野菜苗とか見てみるとお判りになるかと思いますが、根の張りの良いものを台木に持つて来ているだけでなく、耐病性の向上も考慮して台木の選定をしている。
こんなこと知っていると、イングリッシュローズ(裸根はとくに)の根の張りの悪さは商品としてみた場合、合格点が出せるのであろうか?と思ってしまうのです。
今まで、バラは見た目や香りなどの部分が重要な判断材料となっていましたが、今後はいかに育てやすいかという部分も判断材料になってくるとおもっております。
ちなみにデルバールは、日本と海外とでは台木を変えているとのこと。
そんなことを聞くと、まるで、アメリカ車のことを思い出します。
相手の国のことはお構いなしなのに、値段も強気で、買わないのは日本人がおろかだというように言ってくる始末。じり貧になって、日本ではほぼ売ってない。
イングリッシュローズもそうならないといいなぁーと。