ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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冬のような寒さですが

僕の庭の「アルシデュック・ジョゼフ」

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 一昨日までの温かさとは一転、昨日から、一気に季節は進み、冬がやって来た感じです。東京都下といえども、ここ、あきる野市は、標高も150m程度ある場所で、厳冬期には、窓からの結露水が凍って「つらら」ができるような寒いところなのです。

 そんな寒い数日ですが、窓の外を見ると、一見、春のような光景が一箇所だけあります。それが、この写真の「アルシデュック・ジョゼフ」。

 春よりも多いつぼみ。そして、葉・茎の勢い。この状況の兆候が見られるようになって来たのは、9月中旬を過ぎたころあたりからでした。ちょうど、朝晩が涼しくなってきたあたりからです。夏の暑い時期は、花もあまり咲かず、どちらかというと、軽くお休みしている様な状態でした。こんなことより、日本の夏の暑さは、この「アルシデュック・ジョゼフ」には少し辛いのかと思います。

 そして、今度は冬の様な寒さ、どこまで、寒さに耐えられるのか、今年は年内に誘引はせず、つぼみがあるうちは、そのままにしておこうかと思っています。それは、この「アルシデュック・ジョゼフ」は半常緑種らしいので、その確認のためなんです。一年中ほぼ、緑が感じられるバラって素敵だと思いませんか?もしそうならば、半常緑を求めるお客様に自信を持ってご提案していきたいと思っています。

 風通しが悪いなど、状況によっては、うどん粉病が少し出るくらいで、黒点病にも比較的強く、樹勢も強い、無農薬栽培に適している「アルシデュック・ジョゼフ」。春先には価格も安く売っていますので、2m位までのバラのアーチを考えている方にお勧めします。