ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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僕が、園芸関係の資格をとらない理由

友人や知り合いから、資格マニア?と聞かれるくらいいろいろ資格は持っています。市販の履歴書の欄では足りないほど。

でも、園芸関係は持っておりません。しかも、取得する予定もする気持ちもございません。

それは、造園関係以外まともな国家資格がないこと。ほとんどが民間の団体がやっている資格です。どことは書かないけれど、最近、有名どころが撤退しましたよね。

それから、試験範囲の中身について、農薬の使用法とか。大きなお世話だって言いたいものがあるんです。僕から言わせれば、環境や生態系を壊さないようにいかに、農薬に頼らない方法を試験すべきかと思います。

結局、本などで、有名な先生といわれる方々は、その仕事柄、農薬メーカーとお付き合いせざるを得ないので、農薬を使ったほうが良いといってますが、全くの間違いです。とある方なんて、農薬の広告に出ていながら、農薬を使いたくない旨のこと書いてらっしゃいました。

バラなんて、正直言えば、人間が作り出したもの。ほぼ趣味の世界のためのもの。自然界には、原種と交雑種程度しかないのですから、地球環境から見れば、なくても大丈夫なものなんです。そんなものを育てるために、もともといる動植物を害するものをまくというのは、到底正しいとはいえません。人間にだって、害があります。

(ちなみに、こんな話があります。北海道にいたときに、いつも行く花屋さんの知り合いの旦那さんが、切花を育てる会社に転職したところ、数ヶ月経ってから、娘さんが原因不明の発疹や喘息になったとのこと。旦那さんの職業はバラを温室で育てるというもので、もちろん農薬は使っていました。

医師は原因がわからなかったのですが、旦那さんに仕事の服でそのまま帰宅しないように指導して、旦那さんも実践したのですが、娘さんの病状は好転しなかったそうです。

旦那さんは、仕事熱心で、とてもその仕事を好きだったみたいですが、娘さんのために、転職しました。その後、少したってから、娘さんの症状がよくなってきたということだったのです。実際にその方に偶然知り合いの花屋であったことがありましたが、ぜんぜんきれいでした。そのあったあとに前述のことを伺ったのです。)

やはり、きちんとした団体の資格ではないと、どこか道をそれたことを勉強させてしまうのです。いくら由緒ただしいようなことを書いていても、大局的に考えれば、おかしいことに気がつきます。

話を無理やり戻しますが、それから、趣味のことを教えるとしても、こうでなければならないとかいうのは、僕自身、かなり自由な人なので嫌なんです。(まぁ、僕に農薬噴霧の依頼とか、使用方法をレクチャーしてくれと頼まれても、断るでしょうけれど。)

(農薬使いたければ、農薬にきちんと書いてある、用法、用量を守ってまけば良いだけです。危険性とかは、ネットでMSDS(製品安全データシート)を読めばわかることです。そこを見ればたいていの農薬は、水生動物に影響があることなど、書かれていて、僕の書いていることが理解できるかと思います。所詮、趣味の領域、そして少し療法的な部分もあるかな程度のもののために、環境、生態系を破壊したくないです。)

こんな態度だから、お客さん少ないんでしょうね。(笑)

でも、媚びないです。僕が食えなくて死ぬことを防ぐよりも、地球の環境や生態系の方が大切ですから。