ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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これくらいでも良しとできる心を(バラの無農薬栽培に必要な心構え)

無農薬栽培をしている僕の庭では、少し虫に葉が食べられて穴が開いていたり、少し葉が、うどん粉病でシミになっていたり縮れていたりすることが多々あります。

しかし、それを許せる心が無農薬栽培には必要かと思います。

無農薬栽培でも、完璧にやろうと思えば、できなくもないのですが、それではバラに全ての時を捧げなければなりません。

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上の写真は、いつも記事にあげている「サフラノ」ですが、昨年の細い根がコガネムシと思われる幼虫に食べられほぼ無い状態から復活し、うどん粉病と戦いながら、ここまで、花を咲かせてきたら、良しとしてあげなければと思います。

昨日もいつもの溶液噴霧などしておりますが、完璧な状態ではありません。

でも、これで良いのです。そう思える心があれば。

 

話は変わりますが、昨日も、東京の西側の園芸店などをまわっていました。

23区の有名な園芸店さんも言ったのですが、バラに近づくと、薬品臭が。

これでは、香りなど楽しめたものではありませんし、買う際にも、香りの確認ができません。

 

購入後、いくら葉がきれいでも、いくら病気に今はかかってなくても。

農薬を使ってしまったら、バラを心いくまで楽しむことができるのか非常に疑問でした。

ただ眺めて、終わり。風景としてのバラ。確かに香りが少ない修景バラもありますが、庭に出て、いろいろな繊細な香りを楽しむこともできない、いろいろな虫やトカゲなどの小動物、そして野鳥がやってくる少しの自然を楽しむゆとりも放棄してしまっているのはもったいない気がしてしまいます。

 

まぁ、個人的見解なので、人それぞれ楽しみ方があるのでしょうが、耐病性をある程度犠牲にして、香りを入れるために育種家が大変苦労されていることも頭の片隅においておいて欲しいなーと思っています。