ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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Dendrobium purpureumの開花

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今回は、こんなに咲いたの初めてというくらい咲いていますが、昨年新芽が折れてしまって、新芽がないので、どうなるのかと心配なことは心配なんです。

薔薇的に言えば、デンドロ原種の中でも、樹勢は弱いかと。毎年バルブは1本しか出ません。5年以上は育てているのに。

ただ、バルブは1年以上成長して、3年前に出だしたバルブが、今月成長を終えたという感じです。

年に一度しか咲かないかな、僕のところでは。

だいたい5月から6月ぐらいに咲きますが、不定期咲きに分類されています。

栽培は難しいことはないのですが、強い光と年間ミズゴケを湿らせておくことが必要です。

よく、ノビレ系を育てていて、原種にチャレンジする方が失敗するのが、同じように育ててしまうとだめなタイプがあるということを知らないということ。

このタイプは、さらに低温にも弱く、できれば、年中15度以上に保つ方が良いです。

ノビレ系は低温にある程度さらさないと花芽分化しないので、同じデンドロでも全く育て方が違います。

 

でも、この花の色の取り合わせってすごいなーと思いますよね。

紫がかったピンクと緑ですから。

こんな複輪の薔薇があっても、誰も買わないような取り合わせですよね。

 

実は、名前をパープレウムと書いていますが、世界のラン展で、現地の人が出展したお店から買ったので、本当にそうかわからないことがありますし、原種は、個体差が結構あるので、それも楽しみかと思います。

ただ、一昨年、庭に夏放置していたら、こんな姿になってしまって、今では台がないとだめですし、石などのおもりがないとひっくり返ってしまいます。

 

どっちにしても、今3つしか残していない、デンドロ原種の1つなので、大事(?)にしたいです。