花後の管理…切り戻しはしましょう①
1.ジャック・カルティェ
ジャック・カルティエですが、葉がけっこう混みすぎてきたこともあるので、切り戻しを兼ねてすっきりさせました。
取らなくても、よいのですが、病気や、虫にひどく食べられている葉も取り去りました。これから梅雨の時期に入るので、蒸れなくして病気になりにくくしました。
2.エドゥアール・マネ
本などに高さが1.8mとかあるのですが、本当になるのか?という感じです。普通のシュラブっぽい感じです。
ただ、この株、買う前に剪定されていた場所の枯れ込み方が激しく全ての剪定されていた場所がこんな感じでしたので、少し切りなおして癒合剤を塗りました。枯れ込みし易い品種は切った場合、癒合剤を使ってくださいませ。
これも、梅雨対策ですっきりさせました。
3.オーバーナイト・センセーション
シュートが2本出て先端に蕾がついていますが、今回はそれは無視して、シュート以外の切り戻し等を行いました。このオーバーナイト・センセーションは、花がらを摘むと、すぐに芽が出てくるので、早めの切り戻しが良いのです。
そして、今年、花が咲かなかった弱った枝を2本取り去りました。
とにかく、乾きを良くすることが黒点病を防止するのに役立ちますし、風通しが良いとうどん粉病の発生も減ります。実は、シュートの葉にうどん粉病が出でました。花の時期、風通しの良くない場所においていたので。
もう1ヶ月しないで、梅雨に入ります。そのときをいかに元気に過ごさせるかということは大切です。
それから、今回は3品種メンテしていますが、1種類終わるごとに、はさみは火炎滅菌しています。病原菌等の拡散を防ぐために重要かと思います。