今年は辛いわ
フリュイだけの話ではないのですが、なんでつらいかという原因は長雨で晴れの日数が少ない。葉がどんどん落ちていくのは黒点病なのですが、葉自体は黒点病が目立ちにくいのですが、少しでも罹患すると葉をパージしてしまう性質があるんですよね。
そしてね、
クシヒゲハバチの幼虫の小さなもの(左)それが大きくなったもの(右)
全ての葉というぐらいに。というわけで、つぶしてもつぶしきれないので、葉をすべて取り払い、ついでに、カイガラムシも取れるだけ取り、さらにね弱小枝を切っておしまい。
雨が降ると、捕食者が来ないのよ。だって、空飛ぶ昆虫がメインだからさ~。
寒くなってきたので、スズメやシジュウカラたちも庭に来るようになったけれど、本当に小さなハバチの幼虫は見逃すから。
しかも、枝枯れしだしているし…。
来年でたぶん、駄目になるかな…。
実は、ある時、僕の中で、ガラッと考え方が変わって、
なにか補助的なもの、例えばニームだったり、アミノ酸液だったりをやれば、無農薬でもなんとか行けるものも育てようという考えから、
そんなこざかしいことはほぼせずに、水と肥料と培養土、植え替えの時やちょっとイレギュラーなことが起きた時に液肥を使うくらいで育てられるものを育てようとなったのですよ。
で、前は、命あるものだから、何とかって頑張ったのですが、頑張るっていうことは、長続きしないんですよ。大抵のことで。だから、あっさり、頑張らないバラの無農薬栽培というようになったのです。
だから、今年はオーバーナイトセンセーションもだめにしましたし、弱いものはこれからも枯れたら枯れたで行こうと思ってやっています。
ただ、時間の余裕がある時に、虫の対策はしようかと、それくらいです。
これくらいで育つバラじゃないと、あと、数年したら、個人で育てる人なんて日本からほとんどいなくな.かもしれませんね。
(ここから、暇な人だけ読んでください。)
って思える状況なの、わかってます?バラを作出されている方。
最近、サブの仕事で大学に行って、20歳前後の学生と接する機会があるのですが、もうね、25歳違うと、違う国の出身ですか?というくらいなもんですよ。
40歳以上の人ならてきることを、20歳くらいの人にやってもらったら、かなりなにもできない。という感じと受け取ってもらった方が良いくらい。
なぜか?
それは、
世の中便利なったということ。
危険だからやらせてもらは無かったということ。
わからなかったら、ネットになんでも書いてあるって信じていること。
かなーと最近思えてきました。(ほかにもあるけれど…)
なにかあっても、考えて生みだそうとしない。だって、ネットを調べれば何でもあるから。きっとそんなの売っているよという感じ。
危険だから、火をつけたことがないし、包丁や刃物もさわったことがない。というより遠ざけられて育ったから、危険かどうかさえ判断できずに、だから、自分で進んで物事をしない。
ネットで調べればいろいろ書いてあるから、人の話なんて聞かなくても、いざという時にネットみればいや。と思い、人の話をほぼ聞いていない。だから、うまく物事がすすまない。
もっといろいろあるけれど、こんな人たちが、とげがある危険な植物を育てるなんてしないだろうし、育てたとしても、体に害があるかもしれない農薬なんて使うことなんてしないし、ごつい剪定ばさみは危険そうだから、剪定なんてしない…。人に聞こうともせず、いろんな人がいろんなことを書いているバラの栽培方法、をネットで調べればドツボにはまり、うまくいかず枯れてしまう。1つ枯らしたら、もういいやとなり、二度と育てない。(ここは現状も似ていて、一生懸命丈夫な品種を作って宣伝しても、他人の話を聞こうとしない人が年齢問わずに多いから。バラは難しいんでしょで終わる。いまだにバラは春しか咲かないと信じ切っている人さえいる。)
こんな人ばかりでないのはわかっていますが、300人くらい接して、250人はこんな感じ。この比率が今までの世代と突出している気がします。
しかも、行っているところは、ある程度学力もなければ入れないし、お金もなければいられないようなところです。
今日はいろいろ愚痴りたい日だっただけかも。
ごめんなさい。巻き込んじゃって。
今接している世代が、本当にまずい世代なのは判っていて、今の中学生に入る人たちから、教育カリキュラムが変わったから、もう少し違うと思いたいのですが…。