バラのアーチを綺麗に保とうとするのは手間がかかりますよ
毎年、この時期くらいですかね。サイドシュートや切り戻した部分から枝が伸びること。そして、雨でその伸びた枝が垂れ下がってきて、アーチってどんな形だったっけということになります。
そのままで気にしない方、蕾が沢山あるからもったいない。という方も多いかと思います。しかし、冬まで放置はおすすめしません。
というのは、
・アーチのトップが部分が蒸れる。
・サイドシュートの場合は、枝が固くて太いので、冬に切れるが大変。
…とかあるのですが、下から枝が伸びている場合は、アーチの側面部分に開花場所を作る絶好のチャンスを逃してしまうというのがあります。
ですから、僕は切ってしまうことが多いです。
これだけ見ても然程切ってないと思われるでしょうが
30リットルのビニール袋に細かく切って入れてこれくらいになるくらい切っています。ですから、50個以上の蕾を駄目にしています。
ちなみに、この2種類の場合は四季咲きなので、ある程度、形を整えたりする程度の剪定ですが、一季咲きでアーチの形が出来上がっている場合は、しっかり切ったほうが良い場合がありますので、バラと相談して決めてください。
ちなみに、けっこう書いていますが。
家庭サイズのアーチにつるバラは大きすぎます。
ですので、一季咲きのものはそもそも家庭サイズのアーチに植えてはいけません。
3年もしたら、アーチに収まらなくなるのが見えてます。
アーチを覆うのに時間がかかりますが、枝がある程度伸びるシュラブあるいは、樹勢が強く地面からのシュートがよく出る木立ちのバラ等、すごく大きくならないものをおすすめします。
ですので、僕のアーチの片方のアルシデュック・ジョゼフみたいなのが、長い間ある程度収めておけるかと思います。
あと、地植えにしないで成長を弱めてしまうということも選択肢に入れておいた方が良いかとも思います。
どっちにしても、アーチは手がかかりますよ。花びらを落とさないようにしたい場合は、3日に1度は三脚などに乗らないとだめだったりしますのでね。
なので、よく、下を通れないのにアーチにしているのをよく見ますがあれは止めたほうがいいです。
手間の割に美しくないです。アーチは下を利用できてこそのものです。
通り抜けできなくても、下にベンチとか置いて楽しむほうが良いかと。
あんまり誰も書かないけれど、そう思いますよ。
壁にアーチをくつけるのであれば、普通にトレリスみたいなものを置いて壁面をびっしり咲かせたほうが綺麗だし、メンテも楽です。
長くなってしまいましたが、よく後々のことを考えましょうね。
いっぱい失敗している僕だからこそのアドバイスです。