全体的には
ウシタエはこんな感じに
何回も登場させてしまっているウシタエですが、全体の写真は載せたこと無かったと思います。
バラのブログで始めているので、洋ラン特に、デンドロの原種に興味ある方がいらっしゃるか不明ですが書いています。
デンドロと一般的に売られているのは、園芸品種で交配されているもので、ノビレ系といわれているものです。
以前記事にも書いた、セッコクなどが育てられれば大丈夫な品種ですが、意外と僕とは相性が悪い。
というのも、北海道にいたときは、いきなり、霜などがくるので、室内に入れると、暖かすぎるのです。ある程度寒さに当てないと開花しない種類だとまったく咲かないか葉芽(小さな茎が出来てきて、根も出来てきて、子供ができるという感じ)ができてしまって、咲かないんです。
でも、このウシタエ、そんなの関係ございません。しかも、水をある程度季節で調節しなければ、ならない品種もデンドロには多いのですが、それもございません。
年中最低温度を12℃以上に保ち、太陽に当て(夏は葉やけするので、ほどほどに、僕はつるバラの陰においています)、水ごけは、いつもぬれぬれに(乾いてしまってもすぐには枯れません)。
ある意味、サボテンよりも咲かせやすいし、育てやすい植物です。
しかも、冬の花のない季節に開花してくれる良い品種です。原種の洋ランの中でも丈夫です。
一説によると自然交雑種らしいので、丈夫とのこと。
ネックは、大きくなるということかな。
そして、良い点は、葉を落とした茎(バルブ)に咲くのですが、園芸種のデンドロと違って、1つのバルブに何回も花が出てくるんですよね。(1節に1度しか咲きませんが)
だから、奇妙なオブジェ?風になっていて、いいんですよ。
いいよー。ってけっこういろんな人には言うんですが、値段もそこそこするので、普及しないんですよね。