成長すると…
この時期なので、花弁の数は少ないのですが、それでも咲いてきました。
香りもけっこうしています。
今年出た2本のシュートの先に一回目の花が付いた時は、ちょうどよい高さだったのですが、
写真ではわかりにくいのですが、日本人の平均身長くらいの高さで咲いています。
横に張っていた枝を切って整理したので、樹形は直立になってしまいました。(笑)
ところで、葉なんですが、黒点に弱くてだめになるというよりも、その他のなにか弱いのか、けっこうダメになってしまいます。
ただ、リカバリーは良いほうなので、気にはしていませんが。
作出者が言うように、地植え向きかなという気はしています。ただ、地植えしたら、けっこうな大きさになるだろうと思うので、僕のところではできませんが…。
いいんだか悪いんだか
土が湿っていて、それなのに、うなだれる…。ということで、とりあえず、土に棒を突き刺して、根の状態を見るも、不均一だったので、抜いてみることに。
コガネムシの幼虫はいなくて一安心なのですが、根鉢もちゃんとしてなかったし、根の張りがわるい。最近、根を頑張って張り出しましたみたいな感じでして…。
肥料もそこに入れて、土も戻して、植えなおしました。根もかなりいじってしまったので、蕾も10個以上あったのですが、切り戻しなどもできていない部分もあったことだし、リセットしました。
水はやりません。乾くまで。
それにしても、長雨続くと、イングリッシュローズは特に弱いというか、根腐れ少ししたんじゃないだろうか?ということが起こる。
耐病性以前の問題かな。日本で育てるうえだと。まぁ、発売が終わった古い品種なのでこれは良いけれど、似たような性質があるからな…。少し前のものでも。
植物の基本は根です。
ウリ科の野菜苗とか見てみるとお判りになるかと思いますが、根の張りの良いものを台木に持つて来ているだけでなく、耐病性の向上も考慮して台木の選定をしている。
こんなこと知っていると、イングリッシュローズ(裸根はとくに)の根の張りの悪さは商品としてみた場合、合格点が出せるのであろうか?と思ってしまうのです。
今まで、バラは見た目や香りなどの部分が重要な判断材料となっていましたが、今後はいかに育てやすいかという部分も判断材料になってくるとおもっております。
ちなみにデルバールは、日本と海外とでは台木を変えているとのこと。
そんなことを聞くと、まるで、アメリカ車のことを思い出します。
相手の国のことはお構いなしなのに、値段も強気で、買わないのは日本人がおろかだというように言ってくる始末。じり貧になって、日本ではほぼ売ってない。
イングリッシュローズもそうならないといいなぁーと。
今年の感じはまぁまぁかな
腰高窓の下に置いているのと、最近、毎日降雨があるので、近くに行ってなかったら、咲いていました。樹勢も?だし、黒点病に結構弱いので、花の香以外ちょっとダメかなとずーっと思っていましたが、今年は案外繰り返し咲いてきて、葉も全部落ちることなく来ています。
どうやら、思っている以上に若いうちは弱いのかもしれない。
それと、肥料を少なめにしたほうが良いのかなということもあるのかな…憶測ですが。
はっきり言えることは、切り戻しは浅めの方がいいみたいです。
それから、軒下やバルコニーなどの雨があまり当たらず、風通しが比較的よく、太陽のよくあたるところに置ければ、無農薬でもうまく育てられるかと思います。