梅雨時期のバラの水管理について(鉢植え)
昨日から関東地方は梅雨が明けたような天気になっておりますが、この時期のバラの水管理って面倒なものです。
毎日のように、水を貰っている状態ですので、少しでも、強い日差しが照りつけると「くたーん」なります。
でも、そこで、水をあげてしまうと、根の発達もせず、水太りのままのいつも水欲しがってしまう、なんかあったら、根ぐされしやすいバラに。
そこで、水を我慢してあげないと、今度はシュートがまっすぐにもどらなくなるということも品種によっては出てきます。
さらに、定期的な追肥、液肥などを与えたときと、晴れの日が重なると、一時的に水が上に行かない状況になります。
ですので、
僕は(まねしておかしくなっても責任は取りません)
基本的に、まっすぐシュートを伸ばしたいものでなければ、肥料も直近に与えていなくて、鉢の土が乾いていなければ、茎の先端がしおれても、水をすぐにやりません。
土がある程度乾いてきてから、次の日の朝うなだれていたら水をあげます。
実は、上の写真は、「レジスマルコン」で、シュートが結構伸びてきて、高さ的にもうそろそろ止まって欲しいと思っていたので、あえて、うなだれたままにさせたというのもあります。
先端の養分・水分の供給を一時的に弱らせると成長が止まるはずなので…。
ある意味実験的なことをやっているので、シュートを伸ばしたい方は、シュートをうなだれさせず、根ぐされさせない程度に水をやって、肥料は曇りや小雨の日にあげると良いでしょう。
結構難易度が高いことを書いてしまいました。