もう…
今年は、カイガラムシがどこでも異常発生気味みたいで、いつもは綺麗なホームセンターの見本のバラにもびっしりついている事態。
当然、僕のところでもいっぱい出ていて、見つけたらその都度とっていますが、それでもなかなか…。そんな、僕のバラのなかで、一番カイガラムシの発生が多いことに気が付いたのが、このボレロ。毎年、やや他よりも多くつくなと思っていましたが、もうびっく状態でした。
カイガラムシと格闘していて、鉢がななめになったりしていたのですが、そんな時、なぜか鉢の表面の土の上にやつを見つけました。
でかかったので、とりあえず抜いてみると
早速みっけ。
全て土を取り除き、ふるいにかけても、4匹しか見つけることができませんでした。
それはそれでよかったのですが、たった4匹でもね、食べ続けられたら、根がなくなってしまうから。
ただ、いつもの疑問が、大抵20匹程度ふ化しているものなのに、なぜか減っている。誰か食べてくれているのか?それとも、毒性物質がどこかから出ているのか?
どうせなら、0になってほしいのですが…。
話は戻りますが、本当にカイガラムシがいすぎてうんざりでした。
今日から11月、バラの植え替えや土替え、鉢ましなどの、バラの手入れのメインの時期になってきます。お伺いできる日は限られますが、ご用命ございましたら、ご連絡くださいませ。
kishi32@sea.plala.or.jp
までメールいただけると助かります。
もう11月も目の前
今年は異常気象と言いうのが良いのか、地球が寒冷化に向う転換期と言えば良いのか、雨が非常に置く、でも、気温が高く、10月とは思えない気候。しかし、季節は着実に住んでいて、朝晩の気温が低下して、熱帯地方原産のデンドロは厳しくなってきたので、部屋に入れることに。太陽が好きなデンドロなので、ちょっと酷な季節なのですがね。
おまけ。実は先日、ウシタエの枝を折ってしまったのですが、枯れていない枝なので、こうやって、置いています。以前にも書きましたが、この枝から、花が咲くことも、高芽がでることもあるので、事情が許せば(僕の場合、気持ちが変わらなければ…汗)、2年位置いておくとなにかしら変化があるかもしれません。
今回のは
昨日、届いたのですが、中身を見ていなくって、先ほどざっと目を通しました。
もともと文章がないので、眺める感じの本ですかね。
秋の本は、新品種の掲載はあまりなくねそれはそれでよいかと思います。
個人的には、経営体力のある企業、nurseryは年一で新品種出してくれるよりも、ちょうど今回の本の24ページで木村さんが書かれているようなことを実現した品種を出してほしいかと思います。
海外の作出社も日本導入にあたって、国内で試験等を行っているとのことですが、それでも、実際、育ててみると、耐病性が言われてているとおりにならないものもまだ見られます。
もともと、バラは、高温多湿の地域のものではなかったのですが、原種産地でもある日本でも、ここ数十年の気候変化は、バラにとって酷なものとなってしまいました。そんな酷な地で病気を出さない品種こそが、真の耐病性を備えているといえるかなと思っています。
話はそれましたが、今回の本を見ていると、来年は、庭をどんな配置にしようかなーと、思えてくるのが不思議です。
だって、タイトルが「薔薇庭巡礼」ですから。
アニメじゃないけれど…
実際は、もっと黒いんですよ。
なんかね、血が固まってきて赤黒くなった感じの色なんですよ。
僕が子供のころ流行ったアニメで、白いバラが人の血を吸いつくして赤くなるみたいな話を思い出しましたよ。(笑)
残念ながら、花弁が少ないので、香りはいつものようにすごく強いわけではありません。ただ、ダマスクの入った甘いフルーツ香は顕在しています。
この時期、このムンステッド・ウッドとどんどん、色が濃くなるのでそれを楽しむのもおすすめですよ。
イングリッシュローズの中でもかなり人気の品種ですが、栽培していると納得できます。
ただ、無農薬栽培では、葉を綺麗に保つことはできません。ただそれだけです。
あまり大きくならずに、夏場に途切れなく花を咲かせてくれる、葉の黒点病の弱さ以外はさして、欠点がないバラかなとは思っています。