ビェ・ドゥーの開花
数日前から咲いてきています。
今年の開花は、昨年の半分以下、バラゾウムシの影響もありますが、それよりも、春先の強風で、かなり、先端がやられていたのですよね。原因はそちらかと思っています。
〇耐病性
うどん粉病:とても強いと思います。アミノ酸の液など少し濃いと葉がやられるので、ビェ・ドゥだけにはかけていませんが今のところ発生していません。
黒点病:これも結構強い。
樹勢:僕は、クレマチスとくつけて栽培して、樹勢をそいで育てていても、結構あるので、それなりに強いと思います。
無農薬栽培にかなり向いていると思いますが、意外と皆さんのおうちにお迎えされていない品種かなと思っています。
〇香り
やさしい、甘い感じの香りです。嗅ごうと思わないと感じません。
花の雰囲気とマッチしたやさしい香りです。
〇お勧め度
★★★★★
僕のところでも、アミノ酸液やニームの葉面散布全く使っていない、ほぼ地上部何にもしてない状況で、ここまで育ってくれることと、鉢植えで比較的樹形をコントロールしやすいこと。
ピエール・ドゥ・ロンサールよりも地味だけれど、四季咲き(秋の花が結構いい。)で、香りもロンサールよりあるので、みんなが植えすぎているロンサールよりも、ビェ・ドゥーをお勧めします。
この間の国バラでも、大野耕生さんが言っていたのが聞こえてきた、「一家に…。」(くどいので省略)僕だったら、このビェ・ドゥーを同じように推してもいいなーと思います。
周りになにかあるときは、いろんなシーンに溶け込んで、自己主張を消していますが、単独だと、「私も実はきれいでしょ。」と言ってくるような感じだから。そして、丈夫。
家庭用のアーチだとすんなり収まるので、アーチになにかバラをお探しの際は是非検討してみてくださいませ。(但し、比較的遅咲きです。)