先月の低気圧の暴風雨は僕のところだけではなかった
先月の暴風雨のときに、かなり枝が垂れ下がり、ご主人がいろいろなものでなんとか支えていらっしゃいましたが、お客様(奥様)が、やはりもう少し持ち上げたいということで依頼が来たのです。
食い込みのリスクはあるものの、とりあえず、アルミ線で対角にある枝同士を結びながら、花がらをとったり、伸びすぎているもの、混んでいる枝などを切って全体的に軽くして持ち上げておきました。
ほぼ無農薬栽培なので、一番花はバラゾウムシでかなり全滅してからの、二番花が咲いている状態。二番花が小さくとも、数多く咲いてきている+蕾が沢山あるので、思い切った剪定は出来ませんでした。
自分では育てていない品種ですので、いろいろ調べてから対処するのですが、この品種は香りが薄い感じの情報が多かったのですが、
ここの株は、けっこう香りがしていました。(うちのは強香という方のブログもありましたが…。)
甘いティー系の香りという感じで、強さ的には、中と強の間かな。
ほぼ無農薬栽培、僕の剪定+アルファくらいのメンテナンスでここまで立派に育つのはすばらしいかな。
ただ、けっこう横張りになる性質がありそう。枝が古くて太くてもしなやかだから、折れにくいので、今回みたいに垂れてくるのですよね。
植えてから、10年以上経つらしいのですが、ベーサルシュートも出ていました。
樹勢も強くて地植えだと育てやすい品種かなと思いました。
このお庭では通路の脇に、ブッシュローズとして植えられていますが、低めのフェンスに誘引も可能かと。
オールドっぽい花形。花びらが綺麗なうちに、ばらっと一気に散り、それも美しい感じです。(ただ掃除大変系)
その他、花がら等摘んで仕事はおしまい。
帰りに、ご主人から無料温泉入浴券を頂いていたのを使って温泉に入ってきましたが、腕と脚がしみると思ったら、引っかかれていました。
皆様も気をつけてバラの枝と対峙してくださいませ。
香りが感じられれば特に言うことなしとなるのかな
少し、奇形気味ですが、花が咲いてきました。
全体的には、ちらほら咲いている感じです。(白っぽいのは違いますよ。)
昨年、強風でやられて1本立ちになっていましたが、
なんと、シュートが2本出てきています。
昨年育ててみて、耐病性は問題なしだったのですが、とにかく、花の香りが薄いというか、ほとんど感じられない。
もっと体力がついて、花弁数が増えてから香りが増す品種であれば良いのですが…。
まぁ、香りが感じられたら、言うことなしという評価にしておきます。
1個だけ
先週の酷暑で、蕾が傷んでしまってこんな感じてですが、咲いてきました。
新苗なので、本当は咲かせないほうが良いのです。
ただ、香りを嗅いで見たかったので、咲かせました。
3つの茎にそれぞれ2,3個蕾があったのですが、1つはバラゾウムシが1つは僕が摘心して、1つの茎だけ残して今回に至りました。
新苗なので、花型はまだ完全ではないだろうということですが、香りはその傾向がつかめるかと思い嗅いでみたら、花びらがこんな状態なのにけっこう強い香り。強と中の間くらいかな。そして、質は、たぶん、書かれている通り、ダマスクとティーのミックスですっきりとした重くないそれでしっかりと心地よい香りを感じさせてくれる、同じ木村さん作出のエウリディーチェに若干近い感じなのかな。
とりあえず、これで言うとおりの丈夫さなら言うこと無しですよ。
写真を撮った後、すぐに花は摘んで、秋までは、あまり咲かせないで育てていこうかと思っていますが、それ程神経質にならなくても良い感じは株から受けています。