ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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一瞬「?」となりました「ラ・メール」

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樹勢は強くなくとも、1ヶ月程度で返り咲くみたいです。上のリンク記事を見てわかりました。

午前中の太陽があたり、午後の日はほどほどさえぎられ、風通しの良い場所においていても、僕が行きにくい場所だと放置されているんです。

そして、今回の2番花の色は、明るい環境ではほぼ白。一瞬、こんなバラあったかなと思ってしまいました。

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でも、写真に撮ると、色が出ているんですよね。紫外線の影響なのかと思っていますが。

見ての通り、肥料と水以外あげていない+虫の見回りもしていないので、葉はけっこう食べられています。

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そして、下の方の葉は黒点ついてきました。

それでも、意外、もっと黒点にも弱いかと思っていました。

となりにおいてある、フィオーラはほぼ春の葉は全て落ちてなかったので…。

ついでに書くと、木村さんのバラは黒点に弱いものが多い。樹勢があるので、それで枯れることは無いと思いますが、うちにある木村さん作出のバラ6品種のうちオーブだけ黒点がほぼ出ていないだけで他はけっこうやられています。

だから、無農薬で、黒点が気になる方はお勧めできないのかも知れませんね。

その次に黒点にやられているのが、アブラハムダービーだったりするので、それで、なんとなく、わかる方はお解かりになるかと。

さらについでに書くと、無農薬にしているのは、僕は、自分や近隣の人間の影響というよりも、環境のへの負荷を考えているんです。

全てコンクリートに庭で薬剤が外に出ないのであれば、いいのですが、何かしら、土壌に入る場合、もともとそこにいた微生物まで殺してしまう可能性が高い。

そして、僕の場合、微生物の資材をあげているので、せっかくまいて定着して欲しい微生物までも殺す可能性が高い。だから、微生物資材をつかって、低農薬でも、農薬を使っている方って、僕からしたら、もったいないし、矛盾しているかと思ってしまうんですよね。

結局、研究室での実験とフィールドてけっこう違う。それは、微生物を育てていた人ならわかってもらえるけれど、微生物だって、人間と同じように、体調みたいなものがある。薬剤的にはそれを殺せなくとも、弱らせてしまったら、他の強い微生物に駆逐されるなど、フィールドではよくある話。

たいてい、強い微生物って、かなり害のあるものが多いんですよね。納豆菌は本当に例外かと思います。

まぁ、要するに、環境の菌層が乱れるんですよ。

人間だって、抗生物質投与するでしょ。その後、お腹の調子が乱れるし、最悪耐性菌が出て、それが全体の優位に立つと、それで人も死んだりする。人間だって、環境だって、同じなんですよね。

そこまで、考えたら、とある植物がそこでうまく育たないからといって、むやみに農薬は使えないんですよ。

ついで話が長くなってしまったのでこの話はここまで。

 

 

「アプリコット・キャンディ」の近況

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うちの株だけかも知れませんが、春の開花よりも、何故か、二番花の方が花付きが良くて、房咲きするのです。写真に写っていないところにも蕾や花がけっこうあります。

原因は、この時期、バラゾウムシが減ることかな。でも、大き目のゾウムシかカメムシの仲間ががっつりやってくれていますが、比較的この時期に咲いてくれるので、庭の寂しさを減らしてくれます。

いつも書いていますが、黒点病とうどん粉病にはとても強いので、今年みたいなうどん粉病のあまりでなかった年は、皆無ですし、黒点病にもかかっておりません。

ただ、写真に撮り忘れましたが、茎の中心の柔らかい部分に虫が入ったのか、ちょっと不明なものがありました。それで、すぐにどうこうというわけではないので、ないところまで、切り戻しておきました。

それから、カイガラムシも増殖してきましたよ。まったくやっかいですね。

香りも、柔らかいティー香です。この時期でも香りはします。

この品種は、5年くらい育てるとシュートは出ないと思います。

今けっこう多い、木が太るタイプのものだと思います。

ですので、根元からの枝は大切に。

 

 

「レジス・マルコン」も比較的元気です

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7月に入ってから咲いてきました。

雨や酷暑で、蕾の段階から、先端の色が取れてしまってましたので、ちょっと残念な花ですが、

香りはしっかりしており、ベリー系のアイスのような香りがします。

今のところ、うどん粉病は見られません。そして、黒点病もぱっと見、ないみたいです。

もう少ししたら、出てくるかと思いますが、同じ年に発表になった、フラゴナールよりも黒点病には強いです。

僕としては、今後発売されるバラは、最低でも、これくらいの耐病性が欲しいなぁといったところです。

でも、今年って東京、埼玉あたりは雨が少ないので、黒点病の発生が緩やかな年だと思います。

黒点病ついて、葉を落としても、リカバリーしてきて、何事もないように全体が成長していくものもあります。最終的には、枯れないで、毎年ある程度咲いてくれればOKなのですがね。

久しぶりに、嫁ぎ先へ

いつも使っている肥料が無くなったものですから、昨日は、バラの家さんに寄って、そして、近くの嫁ぎ先の友人の作業場へ行ってきました。

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バラの家さんは二番花が綺麗に咲いていましたよ。

僕のところとは大違い。地植えと鉢植え、農薬使用と無農薬栽培の差は大きいかなと思いました。

それはさておき、嫁ぎ先へ

友人は、畑仕事から終えて戻ってくる間に様子を確認

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春がすみは根元からのシュートはないけれども、枝の途中からのシュートが出て、この茂り具合。

でも、チュウレンジハバチの幼虫がびっくりするほどいて…。アシナガバチも来てましたが、それでどうにかなる数ではなかったので、捕殺しておきました。

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新雪の方ですが、ぱっと見さびしく見えますが、

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返り咲きしていたり、

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根元からシュートがこのほかに2本、計3本伸びてきていました。

ただ、写真撮り忘れましたが、チュウレンジハバチ、シャクガの幼虫だけでなく、毒ガの仲間の毛虫と、イラガまでいまして、急きょ、友人が戻ってきてから、農薬噴霧となりました。

友人がけっこう怖がりでしてね。

この場所には僕があげた、新雪と春がすみ以外にも、僕の庭から生えてきた赤いバラ2種(3本)と、その他2種のバラがありますが、新雪だけにイラガがついてました。

友人はほぼ一人で農作業をしているので、近かったら手伝ってあげたいのですが、それができなくとも、せめて庭だけでもと思いますが、片道2時間ちょっとかかるので、なかなかいけないんですよね。(写真撮影後、簡単にバラ周辺の草取りもしておきました。)

でも、しっかり嫁ぎ先に根を下ろした、「新雪」と「春がすみ」、父は安心しました。

 

あんまり書いてなかったけれど、元気です「リパブリック・ドゥ・モンマルトル」

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けっこう虫にやられてしまっていますが、それでも二番花を咲かせてきました。

この時期の花は春や秋に比べて半分くらいの大きさになってしまいますが、それでも、良い香りは顕在です。

今のところ黒点病にはかかっていませんが、近いうちに出てくるような気がします。それでも、弱いというわけではありません。

うどん粉病はほぼ無いと思っています。

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それにしても、この品種は、毎年シュートを出してくれます。それがうまく育つ年と育たない年があるだけですが、今年は2本、他の枝と遜色ないくらいに伸びてくれました。

でも、枝の寿命は長いほうかと思います。

この品種をお庭に招く際に気をつける点としては、横張りなこと位かな。

逆に、高さ1.2メートルくらいまでの低いフェンスに誘引する品種としてはお勧めなのですがね。

 

 

「ローズ・ドゥ・グランヴィル」の近況

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6月の下旬からぼちぼち咲いてきております。

日陰の部分は咲きませんが、それでも、枝がけっこう伸びてきたので、二番花が終わったら、誘引をはずして、木の誘引具を分解して、上に移動させないとだめかなと少し思っています。

バラ自体は、うどん粉病はまだなく、黒点病もほぼ無いかな。ただ、虫にけっこう食われております。先日もチュウレンジハバチの幼虫が無数に発見されたので、葉を5枚ほど虫ごととりさりました。

まぁ、そんな感じで、手があまりかかりません。でも、月が替わったので、鉢植えのバラには量は違いますが、全て施肥します。

皆様も肥料分が足りなくならないように、四季咲きで鉢植えのバラはきちんとあげてくださいませ。

 

「ポラリス・アルファ」の近況

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春の開花から1ヶ月くらい経ち、7月に入ってから少しずつ開花してきました。

まぁまぁ、花付きは良いみたいです。

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ただ、パリスと同じで、養分過多かもね。

うどん粉病も黒点病も今のところ、ほぼ無い状況です。