ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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「サフラノ」の近況

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台風、水害皆様のところは大丈夫でしたでしょうか?

今回は九州、新潟県でかなり被害があったと聞いておりますが、今日は生憎、遠方での仕事なので、僕も、庭の片付けはできず、明日以降になるかなという感じです。

ただ、こちらは雨だけだったので、助かっております。

上のリンクの続きです。

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1ヶ月経ったころから、少しずつ咲き出していますが、7月に入り何個か一度に咲くようになりました。

目立って、黒点病、うどん粉病は出ていませんが、一部、込み合っている部分の葉が日当たりなどの関係で落ちてきたりしています。そのような葉には黒点が若干ついているといった感じですね。

前回の記事で、高さをそろえたはずなのですが、また、枝が数本伸びて、バランス悪く咲いています。咲き終わったら切りそろえますがね。

今年の様に、うどん粉病がでないと、けっこう黒点にも耐えられることがわかりました。

よく、人では、「風邪は万病の元」といいますが、バラは「うどん粉病が万病の元」なのかも知れません。

 

「フラゴナール」の二番花

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春の花が咲き終わってから、1ヶ月たったころから徐々に咲き出してきました。

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相変わらず、良い香りがします。(特徴がありますがね。)

そして、

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全体的には、サイドシュートが3本と、根元からのシュートが1本出ています。

比較的元気です。

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根元からシュートなのですが、最初のうちは、台木の芽かとも思いました。もともと、国内の台木に使われているノイバラは7枚葉でして、とげがほぼない系統が主に使われています。ちなみにフラゴナールは7枚葉なので、葉の数では判別がつきません。そして、フラゴナールはトゲが最初のうちはほぼないのですね。茎に。ここまで大きくなるとトゲがまばらに出てきています。

そして、その他の茎の葉と大きく違うことはないので、フラゴナールかと思います。

もし違ったら、切り取って、挿し木にして育てようかな。

 

病気については、黒点病はけっこう出てます。黒点病には強くないです。

そして、うどん粉病はほぼ見当たらなくなりました。

樹勢は強いのでしょうね。たぶん。

香りさえ気に入れば、お庭に招いていただくのは良いのかと思います。

 

基本、僕のところで、1年間育っているものは、かなり丈夫な品種ですので、コガネムシの幼虫とカミキリムシの被害がなければ、枯れる心配は少ないかと思います。

「アブラハム・ダービー」の近況

ここ数年、シュートも出ず、古い枝だけなってきてしまったので、元気はあまりなく、しかも、一昨年から、カイガラムシの攻撃にもあっていて、なんとなくしょぼっています。

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でも、7月に入って咲いてきました。ほぼ1日の花の命ですが。

この花も暑さに弱いです。しかも、雨にも。

病気の方は、黒点病が発生してきました。うちの株はけっこう黒点病でますね。

それでどうこうというわけではないのですが。

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今週から、液肥作戦でもしようかな。

久しぶりにシュートも出てきましたが、細いので。

 

「ムンステッド・ウッド」で作るバラのお酒

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今年も2番花の季節となりました。

僕は、花を1日だけ楽しんで、翌日、利用することに。

写真は前日のものでして。

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花を摘み、花びらとしべに分けます。

花びらを水であらい、水を良くきります。

氷砂糖と水をきった花びらとホワイトリカーを入れて冷暗所に保管します。

僕は、花が咲くたびに、花びらを追加していくので分量はざっくりです。

「ムンステッド・ウッド」の状況も

黒点病もうどん粉病も出てませんが、虫に新芽の先端をやられたりしています。

特に、この「ムンステッド・ウッド」は盛夏でも、花が継続して咲くので、肥料切れがないように。

たくさん咲かせて、見るだけでなく、いろいろと楽しみましょう。

無農薬栽培が必須条件ですがね。

 

 

 

「パット・オースチン」の近況

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梅雨の中、二番花が6月下旬から少しずつ咲いては散ってを繰り返しております。

僕の持っているバラの中で、一番他の植物となじむというか、庭に溶け込むのではないのかと思っています。

そんなパット・オースチンですが、気がついたら、シュートが1本真横に伸びてまして、上に誘引しようとしたら折れそうでしたので、やめました。

今のところ、目立った黒点病・うどん粉病もなく、育っております。

品種買いしたわけではないのに、買ってよかったなぁと思っています。

弱点も書いておきます。最大の弱点は、花持ちが良くない。

特に、天気の良い日ですと、半日しか持ちません。そして、散るときは、花びらがばらばらに落ちます。

それから、下向きにしか咲かない。

これだけですね。僕が感じている弱点としては。

他の人が書けばまだまだあるのでしょうが、このバラをメインとして考えず、庭のアクセントとして捉えている僕としては、弱点が少ない良いバラだと感じています。

ちなみに香りは、ティー香ベースで、正直あまり好きな香りではないです。しかも、弱から中レベルの香りの強さです。

写真をご覧いただけるとわかるかと思いますが、紅葉、ホスタ、あじさいなどの和風の植物と一緒でも違和感のない存在。これだけでも庭に迎える価値があるかと思います。

 

「コントゥ・ドゥ・シャンボール」の二番花

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1番花が終わって、75日程度かな。二番花が咲いてきました。

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香りの強さは健在ですね。二番でも。

黒点が少しでそうな感じなのと、うどん粉が少し乗っている感じがします。

日陰の下葉は黄変して落ちてきているくらいで、元気ですね。

でもね、柔らかな葉は虫さんたちに大人気で。

写真を撮る前に、チュウレンジハバチの幼虫がついた葉を4枚ほど切り取り踏んずけました。

蕾がちょっと雨の弱いのと、雨の季節だと花が長く持たないのがありますね。

それ以外は、いいことずくめな感じのバラです。

香りが気に入ったら是非お庭にどうぞ。

 

「オーブ」の二番花

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リンク記事を書いてから、約1ヶ月。

二番花が咲いてきました。

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香りの質は一番花と少し違うけれど、強香です。

虫にやられていますが、今のところ、黒点病とうどん粉病の目立った被害はありません。

写真には写っておりませんが、シュートも1本伸びてきました。

このオーブも花ごとに色合いというかグラデーションが異なり、それも楽しめるバラなのかと思います。

先日、何かで読みましたが、このオーブの作出者である木村さんが、このオーブとローズ・ドゥ・グランヴィルの交配をして新しいものを生み出そうとしているみたいですので、僕は両方育てているので、とても楽しみにしています。

このオーブはどちらかというと、枝や葉が硬派、そして、ローズ・ドゥ・グランヴィルは柔らかな感じの姿なので、香りがオーブ、花姿はグランヴィル、柔らかな感じの、耐病性の高いものが出てきたらいいなぁーと個人的には思っております。

話はそれましたが、オーブ、けっこう僕は推しています。

香りと耐病性もあるのですが、なにより花の雰囲気が好きなので。