ベランダ・バルコニーに、小さなローズガーデンを

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来春のことを考えると、誘引は楽しいよ…仕事でもね

好きなことを仕事にしている僕ですが、昨日は、23区内のお客様宅へ。

今日は、午後から誘引を2つ半。

とりあえず大物の「カクテル」から。

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今年の1月にも誘引に来ましたが、その際は、昨年の家の外壁塗装の際に誘引をはずして無理に倒してやったためか、少し弱っていたので、ほぼ枝を切らずに壁に納めて終わりにしたのです。そのため、まぁー、枝がジャングル状態に。実は最初に写真を撮り忘れていて、1/3ほど切ったときの写真でこの状態なんです。

都心は暖かいので、まだ蕾があって、咲きそうでしたが、思い切っていきましたよ。

お客様も今回は、ばっさりやって欲しいとのことでしたので、

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ここまで、すっきりさせました。本当は、もっと曲げたい枝もあるのですが、太い枝を後々の縦方向の支柱代わりにしたいので、けっこう直立させたまま残しています。

もっと大きくなりますが、実はこのカクテルは、もともとのフランスでは、大きめなシュラブとして分類されています。でも、日本に来たら、暖かい気候もあってか、つるバラに分類されています。

黒点も出ますが、うどん粉は普通かな。そして、カイガラムシがびっちりしていましたが、それでも元気なので、樹勢はかなり強い品種です。

そして、次はパーゴラの「ファンタン・ラトゥール」

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1月の誘引時には、枝数が少なかったのですが、ここまで、枝が伸びてビュンビュン状態に。それでも、パーゴラの上部を覆うほどの長い枝は少ないので、枯れたり、ハバチにやられていた枝以外は、先端を切る以外はほぼ切っていません。

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とにかく、パーゴラ上部をたくさん覆うだけの長い枝が何本残るかちょっと不明だったので、できる限り乗せています。

残念なことに、下の方の枝が少し枯れていたので、少ない感じですが、手前にバラがあって、それを補うことができる素敵な配置になっているので、良しとしました。

このバラは、基本、つるばらではなく、半つる、シュラブなんです。ただ、ケンティフォーリア系の中でも、大きくなる品種ですが、それほど暴力的に大きくなる印象が少ないです。(マダム・アルフレッド・キャリエール程ではない)数年かけて、覆っていく感じかな。

黒点も普通に出ていたので強くはないかと思います。

 

昨日は、あと、半分だけアーチの手入れをしたのですが、時間切れでまた来週ということに。一番残念なのは、開花時に今年いけなかったことかな。来年は是非開花時にうかがいたいです。

 それから、自分に対してだめだしも。というのは、保護面つけてやっていたのですが、見ずらくて、ずらした際に、枝が戻ってきて、顔に少し傷が…。

というように、細くて曲げやすい2品種ですが、やはり、枝からしたら、無理に曲げられているので、反発はあります。

ですので、要注意です。皆さんも誘引気をつけてくださいませ。

 

それから、誘引のご注文、鉢植えの土換えなどもお待ちしております。

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