初秋なのかな…
まだまだ、毎日残暑厳しくうんざりしておりますが、今で、咲くのをためらっていたかの様に、花がほぼなかった庭にバラの花が戻ってきました。そんな花を少しずつ紹介します。
実は、この花、ボーリングで有名な(?)、ルージュ・ピエール・ピエール・ドゥ・ロンサールです。
完全に夏場なというか、細い枝についた小さな蕾が膨らんだので、写真から感じるよりは2回りほど小さいです。
でもね、こんなんでも、香っているんです。しっかりと。
珍しく低い位置で咲いてくれたので、香りを味わったのですが、ダマスク+フルーツ。花びらの多い春よりも美味しそうな香りに仕上がっていました。
株全体的には、夏バテ気味です。まぁ、ぼちぼち咲いてくれればいいかなと。
咲いてきました
verandarosegarden.hatenablog.com
上のリンク記事でサイドシュートのみ残して剪定したことを書いたのですが、
それが、成長して咲いています。地上2メートル以上のところで咲いているので、少し涼しくなってきたからか、花の色が濃いピンクからクリームの混ざりが多くなってきた気がします。
また、その数日後、下の方でも枝が芽がでで葉が展開して蕾を出して咲いてきました。
こっちも薄ピンクの感じです。香りは、フルーツとパウダーな感じの中より強い香りです。
その他、剪定した部分から芽が出て葉が出たての部分がシャクガの幼虫の食べられています。他のバラにもまぁまぁいるので、食べられないように定期的に見なきゃならないかな。
この写真を撮ったあとも、近くに3センチくらいのものがいて、捕殺しました。
苦渋の決断…無農薬栽培一時中止(一部品種のみ)
この時期は、定期的にコガネムシ類の幼虫チェックをしています。このローズ・ドゥ・グランヴィルはもうすでに200匹近く発見しています。何度も何度も違う虫が産卵しているのかと思います。そして、昨日もまた発見。もう根がないんです。鉢の中には、あるのはやっと再生してきたのだけ。
こんなちいさなやつが何匹もいたら、これからやられるのは目に見えているということでついに決心しました。
ダイアジノンを土中に散布しました。
ついでに、最近様子がちょっとおかしいと思った、キルケ、サフラノ、レジス・マルコン、にも土を掘ったら出できたので、使いました。
土のストックが豊富にあれば、10号鉢以下のものだと、植え替えしてしまうのですが、今年は、土のストックがほぼないので、もう決心して使いました。
いつもの年だと、バラの家さんの比較的近くにバラが嫁いでいったので、様子見がてらついでに買い物へ行っていたのでね。
実際、この時期からで効くのか不明なので、定期的に様子を見ていく予定です。
基本的には、予防として使うことはせず、出たときに最低量で止めようかなと思っています。
あとね、僕も年をとったんだと思います。実際、時間はあるけれど、この時期、外に出るのは辛い。そして、正直書くと心身ともに良い状態ではない。
コガネムシがこの世にいる限りある程度、農薬には頼らざるを得ないのかな。
負けました。降参ですよ。
ちなみに、アルシデュック・ジョゼフには大きいのか入っていたのですが、見つけたら捕殺するだけで放置しています。
それは、食べてくれることで根の更新をしたいから。ちょうどぎりぎりのところまで食べてもらい、都合よくやるという実験をしています。
ちなみに、カテゴリーでバラの無農薬栽培とないものは農薬使ったものということで。(植え替えで土替えするまでの期間)
あー、みっけちゃった
朝、鉢植えを見ていたら、10mmほどの穴が土に空いているのを見つけました。コガネムシ入ったかな…と思い、シャベルで少し土をほぐしたら2匹でてきました。まだ、小さめのが…。
せっかく、元気になってきたので、土をとってみることにしました。
ということで、上の写真の状況なんです。
この状態で、さらに3匹見つけました。
土をある程度落としたら、バケツに水をはったものに入れて根が乾かないようにまずします。
ピントあってないですから、とったものを
この時期多いんですよ。毎日とってますから。朝晩時間あるときに見回ってみるとかなり発見できるかなと思いますよ。
あと、カイガラムシだらけ。これも落としておきます。
そして、流水で根を洗って、もう幼虫がいない状態にしてから植え付けました。
きちんと植え付けて、その他、ブラインドの枝を切り戻してメンテ終了。
ところで、取り除いた土は篩に全部かけて、その中から2匹ほどコガネムシの幼虫を見つけました。
篩をかけた土は再利用して、そうでないものは、卵らしいものをある程度取り除いて、保管して、再チェックして別のものに使う予定です。