家を建てる前に庭の計画も練っておこう
先日、少し書きましたが、只今絶賛、外壁塗装工事中でして、そのことから触発されたことを書いておきます。
それは、バラに限らずですが、
建物の外壁に植物を誘引しようとする場合、外壁の種類・工法は選びましょう。
です。
サイディングでも、つなぎ目のシーリング部分が10年過ぎてくると劣化が始まる場合がありますし、ガルバリウム鋼板でも、塗装の必要性がやはり出てきます。
モルタルや塗り壁もひび割れが出でくることもあり、定期的な塗装が必要です。
どんな壁材でもメンテナンスは必ず必要ですが、比較的メンテナンスの期間が長いのはレンガ積みの外壁かと思います。それでも目地のメンテナンスは必要なのですがね。
ただ、以前のお客様宅であったのですが、塗装工事で誘引を外し、寝せたりしたときの枝折れかなにか不明ですが、復活するには2シーズンかかったこともあり、外壁大規模維持工事のときはバラはある程度ダメージがあると思ったほうがよいかもしれませんね。
そこで、やはり、メンテナンスフリーな期間が長い外壁・工法を選ぶことがまず大切かと思います。そして大規模なメンテナンスをしなくても良いように、冬などの葉のない季節に定期的に施工業者等に外壁の状態を確認してもらい、部分的な工事で済むようにして、大規模なバラの誘引を全て外すような工事をできるだけ避けることが必要かなと思っております。
ただ、実際問題、台風、地震等で緊急メンテナンスとか必要になる場合があるんですよね。そんなことを見越して、おすすめとしては、
大きな鉢に植え、自立できる誘引具に誘引して、なにかあったときは、ずらせるようにしておくこと
なんですよね。
まぁ、これはスペース的な問題も絡んできます。
とあれこれ書きましたが、タイトルに戻って、家と庭の設計を一緒にしておくことをお勧めいたします。
建売や中古住宅を購入された場合は、青字の方を無論おすすめします。